日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する 日本連絡会議ニュース |
第1号 2008年1月8日 毎週火曜日発行 |
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「労働と世界」ホームページより
李明博当選即「労働弾圧激化」
ストライキ闘争100日目を迎えたコスコム非正規職支部全組合員が剃髪を決行した。コスコム非正規職支部は07年12月20日午前10時30分、ソウル・ヨイド証券先物取引所前の座り込み現場でコスコムを糾弾し、正規職化争取を決議する組合員70名の剃髪式をもった。 非正規職支部は闘争宣布文を通じ、「支部全組合員は新年からコスコムとともに生きることができないのであればともに死ぬつもりであり、非正規職の怒りを爆発させてコスコムの退出を本格的に進める」とし、強力な闘いを決議した。 この日の剃髪式に先立ち、各界各層・市民社会団体の人々が「コスコム非正規支部スト闘争勝利と正規職化争取のための1000人宣言」を公表した。これらの人々は「証券電算網を独占して運営してきたコスコムは、利益剰余金1100億ウォンをためた企業であり、ここには非正規職労働者の血と汗が入っている」と指摘し、「公共性を掲げて証券電算網の運営を独占し、裏では偽装下請け、不法派遣業を開いて100億ウォンの配当金をつくり、正規職職員の利益だけをもたらすなど、不法に非正規職労働者を搾取し弾圧するコスコムを糾弾する」と述べた。 記者会見に出席したチョン・ヨンゴン全国事務金融連盟委員長は、「1000人の支持する仲間が集まり宣言を発表した」と語り、「希望は労働者の中に開いていくのであり、労働者民衆が進んで歴史を争取すべきだ」と強調した。コスコム非正規支部は国家環境労働委員会がコスコムに対して交渉期限を提示した12月26日まで待つが、会社側が交渉に応じない場合、2008年初めからコスコム電撃退出闘争に突入するという立場だ。 一方、イーランドがニューコア・イーランド一般労組執行幹部および組合員を処分解雇の措置をしたことが明らかになり、非難を買っている。イーランドが去る18日、パク・ヤンス・ニューコア労組委員長を始め18人を解雇し、9名について3-6ヶ月停職処分を通報した。これは年内妥結を最大限模索するために労働組合が提案した集中交渉(20-21日)を目前にして起こったことだという点でより衝撃的だ。また、イーランド一般労組もまたキム・キョンウク委員長を含む15人の幹部と組合員を解雇措置したことが分かった。 ニューコア・イーランド一般労組は21日午後3時、パク・ソンス会長が長老としてある、ソウル・江南所在の愛の教会の前でイーランド-ニューコア共同闘争本部記者会見を持ち、イーランド会社側不当労働行為を強力に糾弾する。また、25日午後2時30分、ホームエバーワールドカップ店前で生誕礼拝をもつ予定だ。イーランド闘争キリスト教対策委も21日正午に新村イーランド本社前でイーランド事態解決を求める記者会見を進めることにした。 両労組指導部に対する集団強制解雇の措置は、パク・ソンス・イーランドグループ会長が帰国するとすぐに実行され、各界各層は「イーランド社側が対話で解決しようという意思はないようであり、本当に理解しがたいことを行っている」と猛烈に非難した。 ホン・ミリ記者
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