日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する 日本連絡会議ニュース |
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ロバーツ・ゲーツ米国防長官来日への抗議文バラク・フセイン・オバマ 米国大統領 殿 1月12日から13日、ロバート・ゲーツ米国防長官が来日中である。ゲーツ国防長官の訪日は、中国、日本、韓国の歴訪としてある。これは、イラク軍事占領やアフガン戦争を続け、かつ、朝鮮民主主義人民共和国や中国にたいして軍事対決をつよめていく米国・オバマ政権の戦争路線の強化を狙うものである。 とくに日米韓の三角軍事同盟を強化し、米軍再編計画の実施を強圧的に求めることがゲーツと菅首相など日本政府首脳との会談で進むのだ。即ち、普天間基地の継続使用と辺野古への強大基地建設計画の推進、岩国基地の強大化、米核空母ジョージ・ワシントン・原子力潜水艦・イージス艦など横須賀母港化など在沖在日米軍基地を強め、米軍と自衛隊の一体化をすすめ、集団的自衛権行使や巨額な駐留米軍費用の負担強化を日本政府に求めるものとしてある。同時にゲーツ来日は、今春に予定される日米外交軍事担当閣僚会合(2プラス2)による日米共通戦略目標の新たな策定や、菅首相訪米と日米首脳会談・新日米安保共同宣言にむけた露払いの位置にある。 我々は、ゲーツ来日と日米・米韓の軍事同盟強化をぜったいに許さない。米国による朝鮮民主主義人民共和国への戦争重圧や中国への軍事対決に断固反対する。我々は、沖縄-岩国-神奈川の米軍基地撤去を求める闘いや、韓国、フィリピンなどアジア各地の反戦・反核・反米軍の闘いと連帯し、闘争力量をよりいっそう強める決意である。我々は、イラク・アフガンからの米軍完全撤退とアジアからの米軍総撤収の最後まで断固として闘う。 以下、抗議し、要求する。
2011年1月13日 アジア共同行動(AWC)日本連絡会議 東京都港区新橋5-17-7 小林ビル2階 全国一般労働組合全国協議会気付 |
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