夏期反戦合宿のご案内
アジア共同行動(AWC)日本連絡会議
アジア共同行動日本連絡会議は、毎年、8月に夏期反戦合宿を開催しています。今年は、岩国で開催することになりました。東日本大震災に際して、自衛隊十万六千人の出動とあわせて、米軍は「トモダチ」作戦と名付けて空母や兵員一万六千人を出動させました。それは有事に対応した日米合同作戦でもありました。また、これを機に、日米両軍への「国民的支持」を取り付けることで、米軍再編を一挙に進めていくことも意図されたものでした。一方、地震と津波による被害に加えて、福島第一原発事故による放射能汚染の拡大によって、福島をはじめとした多くの人々がとてつもない被害をこうむることとなってしまいました。
こうした中で、岩国の人々は米軍住宅を建設しようとする愛宕山を被災者のために使うべきだという提案をしてきました。また、未曾有の被害を今も拡大し続けている原発に対して、多くの人々が、原発はいらない!と声を上げています。
こうしたなかで、本年の夏期反戦合宿では、鹿児島大学の木村朗さんに、米軍再編の現状と岩国基地、岩国基地への艦載機移設とその離発着訓練場として急浮上してきた馬毛島について、お話してもらうこととなっています。また、新たに原発を建設しようとしてきた上関原発について、現在の反原発運動の高まりのなかで、どういう状況になっているのかを含めて、被爆二世の会の寺中さんからのお話を予定しています。さらに、全国からの参加者と岩国市民との交流の場も予定しています。反戦・反基地、反原発、こうした問題を、岩国市民と交流しながら共に考えていきたいと思います。全国からの参加をお願いいたします。
- 夏期反戦合宿プログラム
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8月20日(土)午後1時30分合宿開始(場所・岩国市福祉会館)
- 講演と討論~米軍トモダチ作戦の意味と加速する日本「再占領」~米軍再編下での岩国基地と馬毛島の連動~木村朗さん(鹿児島大学教員)
- ~上関原発をめぐる現状を含めた被爆二世の会からのお話~
- (夕食)
- 午後7時~9時 岩国市民との交流討論
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8月21日(日)
- 愛宕山座り込みへの参加
- 昼・解散
- (午後1時より全国会議を岩国市福祉会館で開催します。希望者は誰でも出席できます)
- 参加費1,500円(20日のみの場合1,000円)
- アジア共同行動日本連絡会議(合宿問い合わせ 0774-43-8721 FAX0774-44-3102)
- 宿泊申し込みはアジア共同行動山口九州の麻田まで連絡ください。(宿泊申し込み070-5425-4776)
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