日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する 日本連絡会議ニュース |
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「岩国行動2011」の呼びかけと賛同及び賛同協力金のお願いアジア共同行動(AWC)日本連絡会議 私たちは、2011岩国・労働者反戦交流集会実行委員会とともに、昨年の「岩国行動2010」に続き、今年も11月26日(土)・27日(日)の2日間、「岩国行動2011」を開催します。すべてのみなさんに、当日、岩国に結集することを訴えるとともに、「岩国行動2011」への賛同ならびに賛同金のご協力をお願いする次第です。 日米両政府が2014年までに実現しようとしてきた米軍再編計画のもとで、岩国は厚木からの艦載機の移転先とされました。これが実現されると、岩国米軍基地は、戦闘機の大部隊が常駐する極東最大規模の米軍基地へと変貌させられることになります。これにともなって、岩国市の愛宕山に米軍住宅を作ろうとしています。また、鹿児島県の馬毛島に巨大な滑走路を建設し、岩国に移転した艦載機の離発着訓練場とする策動も浮上しています。このように、米軍再編下で岩国は、巨大な米軍基地と米軍の町にさせられようとしているのです。それは、沖縄での普天間移設-辺野古への新たな基地建設などと一体です。しかも、日米両政府は東日本大震災で10万6000人の自衛隊と1万6000人の米兵や空母まで出動させ、有事訓練を行うとともに、日米両軍への「国民的支持」を取り付けることで米軍再編をおし進める絶好の機会にしようとしました。野田政権は、日米軍事同盟の強化をさらにおし進めようとしています。野田政権は、日米首脳会談でのオバマによる要請を受けて、この間、米軍再編を進めるために沖縄と岩国への攻撃を急速に強め、活発化させています。外相、沖縄担当相、防衛相が、次々と沖縄に入り、辺野古新基地建設にむけた環境調査評価書を年内にだすと言い、辺野古新基地建設にむけた動きを活発化させています。また、岩国市に対しても、防衛副大臣が岩国に入り、愛宕山の買い取り額を約169億円とすることを公表し、いよいよ米軍住宅建設にむけた動きを強めてきています。絶対に許せません。また、岩国基地の近くである上関原発建設をめぐる攻防も極めて重要な局面を迎えています。すべての原発を廃炉にすべきときに、新規原発を作るなどということは絶対に許されることではありません。反基地・反原発の声を、いまこそ、大きな世論に! 日米政府が、東日本大震災を利用して米軍再編を進めようとしたことに対して、岩国市民は、愛宕山に米軍住宅ではなく被災者住宅を建設すべきだと提案してきました。また、岩国市民は、基地の大強化に反対し、陸、海、空、テーブルの四つの裁判に取り組んできました。飛行差し止め・損害賠償・空母艦載機の移駐差し止めを求める爆音訴訟。「墜落と騒音軽減」という滑走路沖合移設の目的を逸脱し、空母艦載機の移駐を前提として県が埋立事業申請を承認したことの取り消しを求める沖合移転事業埋立承認処分取り消し請求訴訟。米軍住宅にする目的で、愛宕山開発事業を廃止するとした処分の取り消しを求める訴訟。米軍住宅をめぐる情報非公開決定の取り消しを求める愛宕山開発等に係わる市長協議報告書非開示決定取り消し請求訴訟(終了)です。また岩国市民は、昨年8月20日から、毎月1日・11日・21日に、愛宕山米軍住宅建設に反対して「愛宕山見守りの集い」を開催し、あくまでも岩国基地の大強化に反対し続けています。さらに来年には、岩国市長選も控えています。そして、全国からの支援と連帯を求めています。 一方、韓国では、済州島に韓国軍が巨大な海軍基地を作ろうと反対する住民への弾圧を繰り広げています。済州島に海軍基地が建設されれば、これを米軍が使用することは火を見るより明らかです。東アジアの軍事的緊張はますます高まり、岩国や沖縄は、まさにその最前線基地と化します。だから、韓国と沖縄、岩国、神奈川など、米軍基地に反対する人々が合流し、ともに、力を合わせてたたかっていくことがますます重要となっています。 私たちは、岩国市民のたたかいに連帯し、岩国基地強化に反対する全国のうねりを作っていくことを呼びかけてきました。私たちは、岩国基地強化に反対し、岩国市民のたたかいに連帯し、岩国と沖縄や神奈川さらに韓国を結ぶ反基地の流れを一層強め、また、反基地・反原発のうねりを大きくしていくために、本年も「岩国行動2011」を呼びかけます。野田政権による、沖縄、岩国への攻撃の強化を許さず、これに対する反撃を組織していきましょう。ぜひ、全国から多くの方々が参加することを呼びかけます。「岩国行動2011」には韓国で米軍基地に反対する住民をはじめ海外の人々も参加します。この「岩国行動2011」へのご参加とともに、賛同・賛同金についてもよろしくお願いいたします。 「岩国行動2011」
※賛同用紙は以下のPDFファイルをご参照ください。 |
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