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福島現地から反原発の訴え!放射能被害・生活破壊を許すな!
2・25AWC首都圏集会


2月25日、「福島現地から反原発の訴え!放射能被害・生活破壊を許すな!2・25AWC首都圏集会」には、約50名が参加し、熱気溢れる取り組みとなりました。

最初に、たんぽぽ舎からのメッセージが読み上げられました。つづいて、佐藤昌子さん(全国一般全国協、ふくしま連帯ユニオン)からの講演です。佐藤さんは、パワーポイントを使って、福島現地で現在起こっている放射能被害の実情、それとの闘いを怒りをもって報告されました。まっかなホット・スポット(高濃度放射能汚染地点)は、福島市や郡山市の全域を占領し、会津にも点在しています。放射能被曝がひろがり、政府・東電、地域権力者・山下など御用学者等の大嘘の横行。こどもたちへの外部・内部被曝の進行、甲状腺ガンや心臓不全の多発の危険性。福島の差別と植民地支配、原発ビジネス依存の地域経済がいまは除染ビジネスを行っていること。山林から放射能が舞い降り、除染にまったく効果がないこと。福島疎開裁判における福島地裁判決の不当性。福島のこどもや被曝者の避難、移住、健康保障への国家的補償をかちとること。差別と分断をこえ、たたかうこと。

こうしたことが訴えられました。活発な質疑、意見ののち、決議が読み上げられました。

AWC首都圏では、3・11福島現地へと決起していこうと確認しました。

» 「福島から反原発の訴え。放射能被害・生活破壊を許すな!2・25講演集会」決議(PDFファイル・約119KB)


たんぽぽ舎からメッセージ

2012年2月24日

福島原発事故は日本史上でも、世界史上でも、初めての4基もの原発が重大過酷事故をおこしたものでした。1年近くなるのに、事故はいまだ「収束」せず、放射能を出しつづけています。東日本全体が放射能汚染されました。日本は、こんご、長~く苦しい原発放射能との闘いが続く時代になってしまいました。

このような大惨状の時、貴集会と集まった皆さんが放射能とその根源=原発停止・廃止にむけて闘う戦線の一翼を担われることは重要で貴重です。

原発廃止をきめたドイツにひってきする運動の高揚、層の厚い廃原発戦線を作っていくことは緊急の課題です。

たんぽぽ舎も“25年、原発やめよう”ひとすじで活動してきました。今年が原発廃止か、継続かの岐路、正念場です。私たちも、もてる全力で闘います。みなさんの新しいエネルギーといっしょにできれば、もっともっと前進できます。期待しています。皆さんの集会の成功を祈念します。

福島現地から反原発の訴え!放射能被害・生活破壊を許すな!2・25AWC首都圏集会・その1

福島現地から反原発の訴え!放射能被害・生活破壊を許すな!2・25AWC首都圏集会・その2

福島現地から反原発の訴え!放射能被害・生活破壊を許すな!2・25AWC首都圏集会・その3

福島現地から反原発の訴え!放射能被害・生活破壊を許すな!2・25AWC首都圏集会・その4

福島現地から反原発の訴え!放射能被害・生活破壊を許すな!2・25AWC首都圏集会・その5


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