日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する
日本連絡会議ニュース
5・5 さよなら原発 東京集会
5月5日、北海道電力の泊三号機が定期点検でとまり、稼働する原発はついにゼロとなった。この日、各地で、『さよなら原発』が叫ばれ、経産省前・関電前のハンスト、東京集会、大飯原発再稼働阻止などの反原発行動が闘われた。東京では、芝公園に5500名が集まった。北海道・泊現地で脱原発をたたかう仲間の訴え、福島からは放射能の汚染と被害がつづくなかで子どもたちの屋外運動やマラソンなどが原発推進派を中心に実施されようとしているなど許しがたい事態の報告と徹底的に闘う決意があった。韓国からも、連帯アピールがあり、東アジアからの原発廃止、ノーモア広島・ノーモア長崎・ノーモア福島が発せられた。さよなら原発の賛同人、講談師・神田香織さん、落合恵子さんなども挨拶にたった。多くの人が、原発稼働ゼロとなった事態を闘い取ったこと、これをつづけて、すべての原発廃炉の実現を決意した。その後、デモが闘われた。
私たちも、反原発闘争をいっそう強化しなくてはなりません。福島第一原発の崩壊状況や放射能汚染状態の全情報を公開させ、政府・東電などへ事故収束に全力をあげさせましょう。福島のたたかいと連帯し、政府／東電／電機独占資本の責任を徹底的に追求し、こどもや女性などの避難と移住への支援、新たな被曝問題を糾弾し、医療の無料実施、あらゆる放射能被害への補償闘争など、支援していきましょう。反戦反核反原発・被爆者への国家補償をたたかってきた「被爆二世の会」の経験と実践を継承し、すべての被曝者・被爆者の解放闘争を進めていきましょう。原発関連施設で働く被曝労働者の課題にも取り組んでいきましょう。
さらに、大飯原発3号機／4号機の再稼働を大衆的な実力抗議行動などでぜったいに阻止し、さらに伊方原発の再稼働策動もつぶしていきましょう。上関原発建設を阻止しよう。闘いは、正念場です。
韓国やフィリピン、台湾などアジア各地の人民とともに、反原発国際連帯をすすめましょう。原発の輸出に反対していこう。
また。原発が核武装の技術的基盤となっている現在、日米軍事同盟／米軍基地への反戦反基地闘争と原発反対闘争の結合も重要です。日米政府による差別軍事からの解放闘争を進める沖縄の反安保反基地闘争、そして岩国や神奈川の反基地闘争との連帯を反原発闘争の中に広げていきましょう。
