日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する
日本連絡会議ニュース
米日韓合同軍事演習反対！
6・21アメリカ領事館抗議行動（大阪）の報告と抗議文
米日韓合同軍事演習に抗議！
韓国のたたかう仲間とともにアメリカ領事館抗議行動
6月21日、米日韓の三軍による初めての本格的な合同軍事演習の開始に抗議してアメリカ領事館抗議行動に取り組みました。
この合同軍事演習は6月21日と22日の二日間の日程で、米原子力空母ジョージ・ワシントン、さらには日本の海上自衛隊の部隊が参加して実施される初めての本格的な三国合同軍事演習となります。続く6月23日から25日には、黄海で米韓合同軍事演習が行われようとしています。その目的が、朝鮮民主主義人民共和国に対する軍事的威嚇と戦争挑発であり、中国に対する軍事的けん制・対抗を目的としたものであることは明らかです。抗議行動の参加者は東アジアと朝鮮半島の軍事的緊張を煽り、この地域の平和に敵対するこれらの軍事演習を強く弾劾しました。
また、抗議行動のなかでは、沖縄・普天間基地や岩国基地へのオスプレイ配備策動、辺野古や高江での新基地建設策動、米軍のための韓国・済州海軍基地建設策動など各地での基地建設・基地強化策動を弾劾する声が上げられました。
この日の行動は、6月アジア共同行動のために来日中の韓国のたたかう仲間との共同闘争として取り組まれました。発言に立った韓国の仲間は、日本による朝鮮植民地支配を歴史的根拠のひとつとして起こった朝鮮戦争のなかで、300万人とも言われる朝鮮半島の人々が虐殺されたことを指摘するとともに、現在の米軍のアジア展開態勢の強化を批判し、済州海軍基地建設および沖縄、岩国などでの基地強化に反対し、アジアからすべての米軍を撤退させようとアピールしました。
東アジアをはじめアジア太平洋全域での米軍基地と米軍展開態勢の強化、米国・日本・韓国の軍事的一体化や三国軍事同盟の形成に向けた動きを許さず、アジア各地のたたかう民衆と連帯し、これからもさらにたたかいを強化していきたいと思います。
