日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する 日本連絡会議ニュース |
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6月27日 オスプレイ配備を許さない!普天間基地を即時閉鎖しろ!院内集会、防衛省抗議行動が闘われる!!殺人欠陥機オスプレイの岩国と普天間への配備が強行されようとするなか、6月27日、これに反対し、抗議する院内集会と防衛省抗議行動が取り組まれた。主催は、沖縄一坪反戦地主会関東ブロックやAWC日本連など首都圏の37団体で構成する「辺野古への基地建設を許さない実行委員会」(辺野古実)だ。 院内集会は、参議院会議室で行われた。オスプレイ配備阻止に燃える、約120名を超える参加者が埋め尽くした。墜落するオスプレイの大きな模型も展示された。沖縄からは、ヘリ基地反対協の安次富浩さん、普天間爆音訴訟団の新垣さんが参加。沖縄選出議員の山内徳信さん、赤嶺さんも加わった。 一坪反戦地主会関東ブロックの上原成信さんは、からだをはった、ぜったい阻止の普天間現地の取り組みを決意した。山内議員も、「シルバー年代は、断固阻止を、闘う準備をしている」と心中を語り、ぜったいに許さないと怒りに満ちて、訴えた。安次富さん、新垣さん、赤嶺さんも同様の思いを語った。会場は、怒りに満ち、オスプレイ阻止·普天間即時返還の思いで高まる。 政府側からは、外務省から北米局日米地位協定担当者、防衛省担当者が出席した。あらかじめ辺野古実からの質問·回答要求項目が突きつけられ、これらをめぐる回答と抗議が繰りひろげられた。 外務省担当者は、1945年からの米軍による普天間の不当な軍事占領が継続している問題を知らなかった。明確な国際法違反状態を認識していなかった。普天間基地の法的根拠を日米地位協定に基づくなどと、大嘘を言って、開きなおるものだった。 防衛省の担当者は、度外れに、酷かった。いわく、「現在の普天間基地の補修整備は、安全面で必要だ」といって、日本側負担で大改修し、普天間固定化に開き直る。そもそも、市街地のど真ん中にあること、普天間基地の存在そのものが危険極まりない·安全破壊ではないのか!米兵の安全のための改修だというのだ。また、普天間基地の県外国外移設-辺野古新基地ぜったい反対という沖縄の民意について、防衛官僚は、「選挙も一つの民意だが、それ以外もある」と発言した。すさまじき、防衛官僚の民主主義無視とおごりぶりだ。かつての天皇の軍隊たちが、議会や民意を無視し、侵略戦争へと突き進んだ体質は、現代でも引き継がれているようだった。許しがたい暴言であった。そしてオスプレイ配備目的については、「老朽した機を、更新する」だけであるといった。「老朽機を更新し」、最新鋭機だから、何の問題もないし、だから、米国とはオスプレイ配備で何の交渉もしていないと、開き直るのだった。現行のCH46ヘリよりも、オスプレイの墜落率の高さが追求された。この数年間、CH46は墜落していないが、オスプレイはこの2年間で少なくとも3回墜落事故を起こしている事実が、満腔の怒りで糾弾されていった。 沖縄への差別軍事支配のすさまじさぶりは明らかである。人命無視、沖縄人民よりも米軍米兵の安全優先、在沖海兵隊の抑止力のペテン、台湾海峡有事に対処するとの暴言などなど、まったく防衛官僚や外務官僚たちの思想と態度は到底認められない。野田民主党政権下で進む、民自公の保守大連立事態、消費税大増税、大飯原発再稼働、そしてオスプレイ配備強行-米軍再編強化など、一連の強権的政治反動攻撃が全面展開されてきている。これらが透けて見える、院内集会であった。 沖縄人民と連帯し、オスプレイ配備絶対阻止の実力闘争をすすめよう。普天間即時撤去-辺野古移設粉砕をかちとろう。自衛隊の沖縄配備強化を阻止しよう。岩国市民と連帯し、オスプレイ阻止、艦載機移転·愛宕山米軍住宅の反対闘争をすすめよう。 オスプレイ配備阻止の署名、7·11集会のよびかけなど添付します。 » 沖縄へのオスプレイ配備中止を求める署名·呼びかけ文(PDFファイル・約175KB) » 沖縄へのオスプレイ配備中止を求める署名·署名用紙(PDFファイル・約117KB) » 沖縄・普天間基地へのオスプレイ配備中止を求める7·11集会のチラシ(PDFファイル・約649KB) 関連情報沖縄·一坪反戦地主会 関東ブロックのサイト |
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