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AWC山口からの報告
日米両政府は、全国の反対の声を踏みにじり、7月23日山口県の岩国基地にオスプレイ陸揚げを強行した。地元岩国市民は、「オスプレイ陸揚げ・配備阻止 岩国現地大行動」を呼びかけ、全国から500名以上の人々が結集し、抗議の声を上げた。
当日は早朝5時、川を挟んで基地の対岸にある堤防に約30名が集まり、シュプレヒコールを叫んだ。時間が経つにつれ徐々に人が増え、抗議を中断した9時前には200名程になった。漁船やゴムボート約10隻を出し、海上からも抗議した。
午後1時からの集会には、沖縄のヘリ基地反対協・安次富さん、厚木爆音訴訟事務局長・斉藤さん、佐世保の方、服部良一衆議院議員、関西生コン労組など、全 国各地から500名以上の人々が集まり、堤防を埋め尽くした。主催者の住民投票の成果を活かす岩国市民の会・大川さんは、「抗議の声を上げ続け、岩国の空 を飛ばさせない。そしてスクラップにしてアメリカに持って帰ってもらう」と決意を語った。岩国と全国の人々が連帯した本格的な闘いの出発点となった。
» オスプレイ陸揚げ・配備阻止!7・23岩国現地大行動 緊急声明(集会アピール)(PDFファイル・約297KB)
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AWC京都からの報告とよびかけ
7月23日(月)、アメリカ政府はついに垂直離着陸輸送機オスプレイ12機の岩国基地への搬入を強行しました。これに対して、岩国では23日早朝から「オ スプレイ陸揚げ・配備阻止!7.23岩国現地大行動」が全国からの結集で取り組まれました。大川清さん(住民投票の成果を活かす岩国市民の会)、岡村寛さ ん(愛宕山を守る会)、津田利明さん(岩国爆音訴訟の会)の3人を共同代表とする実行委員会がこの行動を呼びかけました。オスプレイが接岸しようとする早 朝5時から、岩国基地の対岸の尾津沖堤防道路上で抗議行動が百数十人の参加で開始され、10隻近くのゴムボートによる海上デモ・抗議行動が展開されまし た。そして、午後1時からは約600人の結集で、朝と同じ場所で集会が開催されました。オスプレイの搬入は強行されましたが、岩国の人々は意気軒昂でし た。「オスプレイに岩国の空は絶対に飛ばせない。スクラップにしてアメリカに送り返す」(大川清さんの主催者あいさつ)。沖縄から安次富浩さん(ヘリ基地 反対協)なども参加し、岩国と沖縄が連携し、オスプレイ配備を何としても阻止しようと呼びかけました。午後1時の集会には大阪からのバスによる参 加など多くの仲間が結集しました。
日米両国政府は、岩国でオスプレイのテスト飛行を行ったあと、8月中には沖縄・普天間基地への配備を行い、 10月初めには本格運用を開始するとしています。また、日本政府が高江でのヘリパット(オスプレイパット)建設に向けた工事を強行するという緊迫した事態 となっています。絶対に許すことはできません。沖縄・岩国のたたかいに連帯し、オスプレイ配備阻止に向けた大きなたたかいをぜひ京都においてつくりだして いきたいと思います。多くの仲間のご参加と積極的な意見提起、行動提起をお願いします。
名称
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オスプレイ配備を許さない!7・29京都講演集会
沖縄・岩国のたたかいへの連帯を
日時
- 7月29日(日)午後1時30分開場 午後2時開始
会場
- コープイン京都(三条柳馬場下ル 徒歩5分東側)
主内容
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- 講演
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大湾宗則さん(京都沖縄県人会会長)
~オスプレイ配備と沖縄のたたかい~
- 岩国のたたかいの報告
- 7月23日のオスプレイ配備阻止!
岩国大行動の報告
- ビデオメッセージ
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田村順玄さん(岩国市議)
岡村寛さん(愛宕山を守る会)
- 質疑・討論
- アピール・行動提起など
連絡先
- アジア共同行動・京都(0774-43-8721)
参加費
- 500円