日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する 日本連絡会議ニュース |
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アジア共同行動日本連 2012年夏 全国交流反戦合宿が行なわれる8月25日から26日の二日間、京都のいきいき交流センターにて、AWC日本連の夏季反戦合宿が行われました。全国各地から、約60名が参加しました。韓国からのゲストもありました。
初日は、被爆二世の会からの講演でした。反原発の内容に関して、被爆二世の会による蓄積と問題提起が行われました。上関原発阻止闘争や広島青空集会、被爆二世108人の肖像展、東京での交流会、低線量被爆問題など、重要な内容が寺中さんから話されました。
つづいて、岩国反基地闘争への連帯として、とくにオスプレイ配備阻止として、田村順玄さん(岩国市議)から講演をいただきました。オスプレイ岩国陸揚げ阻止のたたかい、継続こそが力となるという、これまでの種々の闘いが話されました。韓国ゲストは、岩国と朝鮮人強制連行の問題について、質問。田村さんは、その件に関する隠された膨大な資料を明らかにしたこと、岩国基地と愛宕山の地下大滑走路の存在、それへの朝鮮人労働者の強制労働が行われたことなど、報告されました。粘り強く続く、訴訟の闘い、愛宕山座り込みなど、継続こそが切り開いていくと訴えられました。
夜には、ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン事務局の佐藤大介さんが「アジアの反原発運動と原発輸出」と題した報告を行いました。百数十枚のスライド写真を上映しながらの講演でした。インド、韓国、インドネシア、台湾、フィリピン、タイでの闘い、福島原発事故直後の福島・東京・広島など昨年のNNAF第14回開催、ヨルダン・ベトナム・モンゴルと日本の原子力協定・原発輸出の問題などが報告されました。とくに、モンゴルにおける核廃棄物最終処分場建設問題を阻止することの重要性が強く訴えられました。 ほんとうに、貴重で大事な反原発・アジア連帯の状況と経験を話されました。わたしたちAWCも、反戦反基地反グローバリゼーションのアジア連帯・共同闘争を行ってきましたが、反原発の課題も断固推進していかねばなりません。 二日めは、オスプレイ岩国陸揚げ阻止の現地闘争がビデオで報告されました。各地や国際関係の報告につづいて、秋季方針、とくに11月23ー24日の岩国現地行動や、岩国基地強化反対の署名運動などが話されました。 猛暑の中で、AWC夏合宿は、成功しました。 資料関連情報 |
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