緊急!!超大型台風ボファによる南ミンダナオの数十万人犠牲者にたいする支援カンパ要請。フィリピンKMUからの手紙。
台風ボファの犠牲者への支援をよびかけるオブレロ対策委員会(KMUその他)からの手紙
親愛なる同志たちへ
台風ボファの犠牲者にむけた支援を呼びかけるオブレロ対策委員会の手紙をあなた方に送っています。わたしたちは、連帯メッセージを送っていただいたあらゆる人々に感謝したいのです。フィリピンの労働者と農民は、ミンダナオで数千もの命と家々と暮らしの破壊に大きな責任のある多国籍企業鉱山会社に反対し、闘い続けていきます。
こころからの連帯を!
マイルス・クエロ-アサ KMU国際部長
親愛なる友人達へ
台風ボファの最近の猛攻撃は、殆どが被災した貧しく傷つきやすいセクターともども、ミンダナオでの906以上の死者や約930の行方不明として、寒々とした荒廃の風景を残した。数千もの農民、ルマッド(先住民)、そして農業労働者は、数千ヘクタールの農業プランテーションと住居のある村へ押し寄せた地滑り・暴風・一瞬の洪水のために、今日ではホームレスとなっている。南ミンダナオ地方でさえ、そこは台風を遮られるその高い山々があるのでかつては台風の無い地域であったのだが、超大型台風に起因した荒廃から逃れられなかった。
政府災害センターの12月5日報告に基づくと、24380家族(120627人)以上が58の村や8市において、台風ボファによって被災した。被災家族は、地方のⅧ地区、Ⅹ地区、XI地区、そしてカラガ地区、これらの大半にいる。かれらの大多数は、食料、水、そして衣服のような基本必需品への接近方法を持っていない。供給物資が非常に限られた避難所に、数十万人が現在のところ閉じ込められている。これらの数字は、当局が台風によってできた損害にいまだに十分に責任をとれていないので、上昇することが予期されている。
コンポステラ・バレー、ダバオ・デル・ノルテ、ダバオ・デル・スルの各州において、バナナ・プランテーションの莫大なヘクタールが破壊されたために、数万人の農業労働者が暮らしの源泉を失った。さらに悪いことに、彼らのもろい家々も壊され、きたるクリスマス・シーズンに彼らをホームレスのままにしている。
これらを考慮し、オブレオ対策委員会(TFO)=親労働者グループの主導する災害対応部隊は、台風ボファの犠牲者にたいする義援金やその他の援助を集約している。わたしたちは、より好ましい現金の義援金を要請したい。大災害の被災者たちにむけ、とくに労働者にむけ、いろいろな支援カンパもまた歓迎するのだが、配布の遅滞が予期される。どんな形態の援助でも大いに感謝されるであろう。
義援金にむけて
口座名(Account Name): Balai Obrero Foundation Inc.
口座番号(Account Number): 001490128806
金融機関住所(Bank Address): BDO, Aurora, Blvd, Quezon City
物資カンパの送り先
Balai Obrero Foundation
63 Narra St. Proj. 3,
Quezon City, Philippines
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