オスプレイ配備撤回!米兵による凶悪事件糾弾!怒りの神奈川行動 12・23
沖縄の普天間基地オスプレイ配備に反対する12月23日行動が約三千名以上で闘われたが、これと連帯して、神奈川・厚木基地のオスプレイ配備反対/全国飛行訓練阻止の闘いが取り組まれた。私たちも約20名弱が参加した。主催は、厚木基地爆音防止期成同盟、第四次厚木爆音訴訟原告団、基地撤去をめざす県央共闘会議、神奈川平和運動センター、オスプレイの沖縄配備に反対する首都圏ネットワークの共催だった。主催発表では、約800名以上の参加であった。
酷く寒い日だった。相鉄線のさがみ野駅から徒歩8分の東柏ヶ谷近隣公園には、安倍新政権の登場に怒りを持って、集会参加者がつどった。当然である。安倍は、来年1月早々に訪米し、日米首脳会談で日米軍事同盟の強化、すなわち米軍再編―日米軍事一体化を強力に推進すると言い放っているからである。それは辺野古新基地建設、岩国基地強化、厚木/横須賀/座間の米軍基地強化、そして沖縄をはじめ各地で反対するオスプレイを強行することにほかならない。文字通りの「怒りの神奈川行動」であった。東京圏からも数百名が厚木基地反対・オスプレイ反対に立ち上がった。
集会では、現地から次々とオスプレイ反対の発言がつづいた。東京圏から参加した「首都圏ネット」の沖縄一坪反戦地主会関東ブロックの仲間は、この間の東京での反オスプレイの取り組みを紹介し、1月27/28日に沖縄上京団のたたかいへの連帯を訴えた。1月27日日比谷野音で約5000名以上の結集でオスプレイ反対の沖縄ー「本土」を貫く闘いを進めるのだ。これをぜひとも成功させ、安倍右翼反動政権を発足早々にグラグラにしてやらなくてはならない。沖縄現地の10万を超える県民大会の仲間からのメッセージも読み上げられた。
抗議行動では、厚木基地正門前を通過する抗議デモが闘われた。正門前では、厚木爆同など3団体が順繰りに抗議申し入れ文を読み上げ、厚木基地の米軍に手交された。東京・赤坂のアメリカ大使館が受け取り拒否を示すのとは、大違いであった。
この日の行動は、神奈川/東京圏がいっしょに反オスプレイを闘った画期的な闘いとなった。さらに、沖縄、岩国、神奈川の反基地闘争を結合して闘い、韓国、フィリピンなどアジア人民と連帯し、アジア米軍総撤収を勝ち取っていかなくてはならない。これは多くの人々の希求であり、団結した闘いが必ず実現するであろうことは、はっきりしている。
さあー、仲間たち、わたしたちの闘いを継続していこうではないか。
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