日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する
日本連絡会議ニュース
アジア共同行動日本連絡会議 1月27日全国会議開催
1月27日、京都にて、アジア共同行動日本連絡会議の全国会議が開かれました。AWC九州山口実行委、名古屋の笹日労、AWC首都圏、あすじゃ、そして地元のAWC京都実行委メンバー、大阪や神戸の関係者などが結集しました。司会は、鴨居さんと白松さんの両共同代表によって、進められた。
各地からの反原発闘争や、オスプレイ配備撤回、反基地闘争などが報告された。
そして昨年11月下旬の岩国国際行動2012について、報告と総括が活発に論議された。とくに、厚木基地の空母艦載機の岩国基地移駐計画が2017年に延期され、一機が約100億円を超えるF35ステルス機も同時期に岩国配備が打ち出されていることなど、岩国基地強化を徹底的に非難した。愛宕山米軍住宅建設の強行化に反対する岩国住民への支援の一環として、計画変更に抗議する意見書にも協力するよう、確認。この間の労働運動サイドの岩国反基地闘争支援も報告され、全国一般全国恊、全港湾大阪、全日建連帯労組関西生コン支部などの取り組み継続の動きとともに、全労協でも積極的に沖縄闘争と岩国闘争の支援が確認されているなど、全国的な岩国闘争支援の強化が話された。
「日米帝国主義のアジア侵略支配に反対するアジアキャンペーン」（AWC)の国際キャンペーン調整委員会（CCB）の台湾開催についても、準備が話された。日本報告では、安倍右翼反動政権がアルジェリア人質事件をテコとして、「邦人救出」の美名のもとに自衛隊海外派兵のさらなる強化策動が狙われ、これを徹底的に抗議し反対することも確認された。安倍新政権との対決する攻防環として、次の諸点が議論された。日米軍事一体化／米軍再編／集団的自衛権行使などとの反戦反基地反安保闘争、原発の再稼働／新増設／輸出や核武装に反対する闘い、釣魚諸島や独島など領土領海問題や朝鮮民主主義人民共和国敵視など排外主義・軍事出動態勢強化との闘い、憲法改悪攻撃との闘い、「日本軍慰安婦」問題での「強制」を認めた河野談話の否定やかつての侵略戦争賛美など戦後補償問題の右翼的歪曲との闘い、アベノミックスや増税・TPP・新自由主義の反労働者／反人民的政策との闘いなどである。とりわけ、アジアへの政治軍事外交政策や戦争賛美・戦後補償問題歪曲の攻撃にたいして、アジア各地の人民運動との国際連帯でたたかうことが話された。
また、3月20日に、アジア共同行動日本連絡会議の年次総会を京都の「きずな」事務所で開催することが決定された。
