日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する 日本連絡会議ニュース |
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4・28「主権回復の日」政府式典への反対闘争4月28日、政府の「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」に抗議して、「日本『主権回復の日』記念式典へ 抗議集会!」が沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの主催で開催されました。同時刻に沖縄では宜野湾海浜公園で「4・28政府式典に抗議する『屈辱の日』沖縄大会」が開催され1万人が沖縄を踏みにじり続ける安倍政権に抗議の声を上げました。 東京での闘いの会場である日比谷図書文化館には、主催者の予想を大幅に上回る400名が結集。最初に壇上に上がったのは元沖縄青年同盟の本村さん。沖縄の「本土」復帰を前にした1971年10月19日、沖縄返還協定の強行採決に抗議して傍聴席から爆竹を鳴らしビラを撒いた3人の闘士の一人です。沖青同結成以降、沖縄青年の組織化に苦闘した経験や、 「本土」での関心の低下の中で集団就職先での差別に抗議した青年を自死で失ったことなど、これまで語られることのなかった苦闘の歴史を語られました。そして現在の沖縄では沖縄のアイデンティティを求める潮流が加速しており、日本人に依拠せず自分の足で立つことが闘いにおいて重要だといった認識を示されました。後から聞いた話では、これまで人前で自身の闘いについて語ることはなかったが、今回の「主権回復の日」式典を受けて黙っていられなくなったとのことでした。 続いて登壇した新崎盛暉さんは、安倍が「主権回復の日」式典を強行することで沖縄の怒りに「火に油を注いだ」と表現し、これを機会にさらに怒りを拡大させていこうと訴えました。 安次富浩さんは将来の沖縄には自 己決定権が必要であると訴えられました。また平和フォーラムの方は、先輩たちから引き継いだ組織を反戦・平和のために最大限動員していく決意を述べられました。 その後、霞ヶ関から虎ノ門を経て新橋までデモ行進し、街宣右翼の挑発やヤジを断固として寄せ付けず、デモを貫徹しました。沖縄を差別軍事支配する日米安保粉砕の闘いが、沖縄-「本土」を貫いてたたかわれました。さらに5月沖縄闘争を進めましょう。 |
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