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5・14川内原発再稼働をやめろ!全国一斉規制委抗議行動


「5・14川内原発再稼働をやめろ!全国一斉規制委抗議行動」にAWC首都圏から参加しました。原子力規制事務所は全国に22ケ所ありますが、この日、東京では規制委員会が入っている六本木ファーストビル前で、(12:00~13:00)抗議行動が60人以上の最大の参加者で行われました。報告によればこの日、川内、伊方をはじめ全国13カ所で抗議・申し入れ行動が初めて一斉に行われました。

主催:「再稼働阻止全国ネットワーク」を代表して挨拶した柳田(たんぽぽ舎共同代表)さんは、要約すると以下三点を話されました。(1)原発のあるところが、原子力規制委抗議行動を全国で初めて一斉にやることの意義は大きい。(2)2012年9月に発足した原子力規制委員会が原発を規制するのではなくて、今やはっきりと原発推進委員会としての正体を露わにしてきた。(3)川内原発の再稼働の火山リスクについて、九州電力は川内原発のところに大昔の火砕流があることを認めたが、原発の供用期間中には発生しないとしている。活火山で爆発はしないといわれていた桜島が100年前(1914年大正噴火)に噴火して犠牲者を出したが、これからも火山噴火の前兆現象など火山の専門家といえども、予知などできないのだ。噴火による火山灰によって、川内原発の危険性がますます明らかになってきている。

「原子力規制を監視する市民の会」の坂上さんは、抗議し、弾劾しました。川内原発について、規制委は火山学者抜きで審議をしていて、特に噴火の可能性などの論点について議論もしないで、九電の主張をそのまま通していること。火山影響評価ガイドは、モニタリングと兆候把握時の対処方針の確立を審査通過の条件にしているが、このうち兆候把握時の対処方針について、判断基準を明らかにするため有識者会合を設置するとしているというのだが、これは審査と切り離し、審査後の中長期的な課題として、モニタリング要求だけで、審査を強引に通そうとしていると批判しました。そして、適合審査と切り離させずに有識者会合を開かせよう!と訴えました。

続いてたんぽぽ舎の発言や台湾での反原発の闘いの報告、再稼働阻止全国ネットワークをはじめ各団体の田中俊一委員長宛ての申し入れ行動と、抗議のコールで予定の時間をオーバーして終えました。

改めて川内原発再稼働を絶対にとめなくてはならない思いを強くしました。「川内原発再稼働をストップできれば全国の再稼働をストップできる」を合言葉にして、ともに全力で頑張りましょう!

AWC首都圏幹事・高槻民枝)

5・14川内原発再稼働をやめろ!全国一斉規制委抗議行動・その1

5・14川内原発再稼働をやめろ!全国一斉規制委抗議行動・その2

5・14川内原発再稼働をやめろ!全国一斉規制委抗議行動・その3

5・14川内原発再稼働をやめろ!全国一斉規制委抗議行動・その4

5・14川内原発再稼働をやめろ!全国一斉規制委抗議行動・その5

5・14川内原発再稼働をやめろ!全国一斉規制委抗議行動・その6

5・14川内原発再稼働をやめろ!全国一斉規制委抗議行動・その7

5・14川内原発再稼働をやめろ!全国一斉規制委抗議行動・その8

5・14川内原発再稼働をやめろ!全国一斉規制委抗議行動・その9

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