日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する 日本連絡会議ニュース |
|
|
|
||
|
||
右翼による経産省前脱原発テントの襲撃を許さない!安倍政権打倒!10.14テント裁判闘争の報告「10.14脱原発テント裁判第8回口頭弁論・裁判報告集会」報告10月14日(火)、午前10時30分から東京地裁大法廷(103号法廷)に於いてテント裁判口頭弁論が行われました。その前に、午前9時30分 から地裁前抗議行動がとりくまれました。午後1時からは裁判報告集会(於:参議院会館・講堂)が持たれました。台風19号が心配されましたが、台風一過の秋晴れに、天も味方になってくれているようで、テント裁判勝利の先行きが明るいように思えました。 抗議集会で淵上太郎さんが次のようにアピールしました。12日にテントが右翼の襲撃(10.13声明)によって今までにない最大の破壊にあったが、ケガ人もなく、みんなの力で修復された。そして、原告(国・経産省など)が被告2人(正清氏と自分)をテント占有者で他は補助者として訴えているが、3年余りを1人、2人で守れるはずがない。国民の意思であり、一人ひとりの集まりによって維持されている「正義のテント」である。これからもテントを断固として守り、維持していくと決意を述べました。 朝早くから「原発いらない福島の女たち」も参加して、黒田節子さんが福島の現状を訴えました。「10.13原発事故被害者の救済を求める全国集会in郡山」での被害者の発言に胸が痛んだことなどが話された。会津に避難した人が、子どもたちが放射能40ベクレルの被曝で、もっと遠くへ避難すればよかったとか、複雑な想いで暮らしていること。寒い冬を迎えて、日々大変な中で精神を病む人、支援がないので帰還してしまう人、自殺者が増えていること、などでした。福島は何ということでしょうか!と悲憤して、放射能が目に見えないことをいいことに、福島を忘れさせようとしていると彼女は弾劾しました。そして、右翼の暴力的破壊行動も糾弾しました。わたしたちはテントにつながり、テントに助けられ、学んできた、と。テントを何としても守って行きたいと強く思っていること。わたしたちが声をあげようとすると、ぎりぎりのところで、暴力で破壊する国であることが確認されたが、これに怯むどころか全体の力を結集してテントを守る、と。民主主義と真実を求めているテントなのだからと、テントの回復力に希望を見たような力強いアピールでした。 茨城県から来られた相沢一正さん(脱原発とうかい塾)の発言では、川内原発再稼働が着々と進んでいるが、全国の脱原発運動にとってテントは大きな存在である、と訴えました。そのテントが暴力で破壊されたことに大きな憤りを禁じえないこと。秘密保護法、集団的自衛権など安倍内閣が進めている流れのなかで暴力破壊が起こっている。朝日新聞問題もマスコミがマスコミに襲いかかる。襲われた方が弱腰になる。世の中が緊迫している表れだと、警鐘を鳴らしました。また、報告集会で口頭弁論を傍聴した感想として「偉大な裁判」と評して、参加して良かったと述べられた。 弁護団の発言にもあったように、占有者は2人だけではありません。テントは金より命を最も大切にする人民のものです。我々には経産省前を占拠する権利があります。安倍政権は再稼働反対8割の民意を踏みにじり、川内原発再稼働を強引に推し進めようとしています。火山噴火が予知できないことは御嶽山の突如の噴火で証明されたにも拘わらず、川内原発再稼働という許しがたい暴挙と腐敗が強まっています。絶対に許せません。テント裁判においても経産省側が「次回=12月3日の裁判で結審しろ」などと主張して、テント撤去攻撃を強めています。右翼は安倍政権の意を受けて襲撃してきたのです。経産省前テントは人民の命を守る抵抗権として存在しています。全力で川内原発再稼働を阻止し、全原発を廃炉にするためにもテント裁判に勝利していこう! (AWC首都圏幹事 高槻)
|
関連資料 |
当サイトに掲載された文章・写真等の無断転載を禁じます。
Copyright © 2005-2014, AWC-JAPAN, All Rights Reserved.