1/25 辺野古新基地建設阻止!安倍政権打倒! 国会包囲に約7000名!
2015年に入って、沖縄・辺野古の新基地建設を強行する海上作業が安倍政権の下で暴力的にすすんでいます。キャンプシュワブのゲート前や海上で、辺野古新基地建設阻止の大衆行動がはげしく取り組まれています。1月25日には、沖縄―「本土」を貫く、普天間基地即時返還―辺野古新基地建設阻止のたたかいが行われました。首都・東京では、安倍政権の退陣、沖縄・辺野古新基地建設阻止をかかげる国会包囲の“ヒューマン・チェーン”(人間の鎖)が約7000人をあつめて、闘われました。主催は、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックなどやAWC日本連も入った実行委です。参加者は、辺野古の「青い海」や平和の「青い空」をまもり、基地と戦争を許さない思いを表現し、「青い色」を身に着けて、結集しました。冬の青空のもとで、反戦・反基地の憤りは、安倍政権に強烈にたたきつけられ、二回の“人間の鎖”行動が成功しました。
この辺野古新基地阻止の国会包囲行動には、先の総選挙で沖縄選挙区にて自民党候補を敗北させた「オール沖縄」の議員各位が参加しました。沖縄人民の自己決定権はますます爆発しています。辺野古現地での実力攻防への各地からの派遣を強化していかねばなりません。沖縄解放闘争を全力ですすめ、安倍をたおしていきましょう。
安倍政権は、日米軍事同盟強化と集団的自衛権行使に邁進し、沖縄人民への差別軍事支配をますます強めています。沖縄―「本土」をつらぬく沖縄解放―基地撤去・安保破棄を全力で進めていけなばなりません。
またイスラム国への全面対決宣言―「対テロ戦争」推進をもって、アラブ中東・北アフリカのムスリム人民解放運動への敵対する立場を露わにしています。「邦人救出」を名目とした自衛隊派兵と武力行使へと一挙に突き進み、戦争をする国への大転換を行っています。わたしたちは、労働者・人民の解放運動の国際連帯を強め、米国や日本など大国の侵略・戦争・差別・従属支配を打破していくことこそが、情勢における根本問題の核心的解決であると捉え、闘いを継続してきています。とくに、日本のアジア侵略戦争を二度と繰り返してはならず、米欧日の帝国主義や大国の侵略支配と対決し、アジアや海外の人民運動との交流と連帯、共同闘争をますます強めていかねばなりません。「戦後70年」のことし、アジア人民連帯や沖縄解放闘争は、決定的に重要な局面にあり、安倍政権打倒の大衆的大高揚をすすめる決意です。
年末の総選挙にて、有権者の2割少しの得票を得ただけのファシスト安倍。二人に一人が安倍延命のための総選挙策動を放棄しました。本質的には、脆弱な安倍政権にたいして、大衆行動の高揚を持って、集団的自衛権行使の戦争諸法案を粉砕しましよう。なによりも辺野古新基地建設阻止の現地実力行動への派遣、「本土」での大衆行動の高揚をつくり、普天間基地即時返還―辺野古新基地建設の阻止をかちとっていきましよう。
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