朝鮮戦争反対!8・21岩国国際デー、韓国/フィリピン/台湾などや全国各地で行動!
朝鮮半島での南北の軍事緊張が高まっています。朝鮮戦争再開をストップさせる、東アジアでの反戦平和・反米軍の国際連帯を強めていかねばなりません。そうしたなかで、8月21日、岩国国際デーが全国各地で、そして海外で行われました。岩国・米海兵隊航空基地は、朝鮮半島に最も近く、朝鮮戦争や対中国への巨大な出撃基地へと変貌してきています。岩国国際デーのとりくみは、朝鮮戦争再開反対、東アジアの反戦平和の大きな一環にしていくものでした。
東京では、国分寺駅頭にて、アジア共同行動首都圏のなかまが、ビラ、署名とり、マイクで情宣を一時間あまり、展開しました。岩国基地強化反対、戦争法案の廃案、米軍のアジアから撤収、朝鮮戦争反対を訴えました。岩国基地強化反対の第二次署名も、市民からの反応がよく、街頭で説明を聞き、書き込む人々が続きました。
また京都/関西や、九州で、「消えた鎮守の森」の映画上映などが取り組まれました。これは、岩国市民の憩いの森であった愛宕山が、岩国基地沖合拡張の土砂や住宅開発として消えていき、それが米軍住宅へと防衛省と山口県・岩国市の悪辣な当局者たちによって詐欺とペテンで転換されていく問題のドキュメンタリー映画です。山口では、岩国基地強化反対の署名とり、情宣活動、その後の茶話会がおこなわれました。
岩国基地には、沖縄・普天間基地の空中給油機が移転し、また空飛ぶ棺桶とよばれる「オスプレイ」の中継拠点とされ、2017年には厚木艦載機の移転と米軍住宅増強―愛宕山の新米軍基地化、そして最新鋭の戦闘機F35配備など、大強化がねらわれています。地元の岩国市民は、一のつく日に愛宕山を見守る集いやさまざまな基地強化反対にとりくんでいます。これを支え、米軍基地のアジア太平洋からの撤去、平和的生存権に依拠して日米軍事同盟廃棄をもとめる、全国各地と国際的な岩国基地強化反対の行動日として、毎年8月21日(愛宕山を見守る集いの始まりの日)前後にやっています。
韓国では、AWC韓国委員会と左派労働者会がアメリカ大使館と日本大使館に一人デモを行い、多くの注目をあつめました。8月21日から23日にかけて、左派労働者会の夏合宿があり、その場でも会員たちに岩国国際デーの趣旨を共有し、一緒に支持を確認したそうです。
台湾の労働人権協会などは、岩国基地強化反対、日本軍国主義復活反対、戦争法案廃棄などで、抗議を行い、連帯メッセージもおくっていただきました。
フィリピン・バヤンも、行動と連帯メッセージをとりくみました。
ILPS韓国支部のなかまも、連帯メッセージもよせています。
東アジアの反戦平和をもとめ、戦争法案を阻止し、労働法制改悪を許さず、安倍政権打倒をすすめ、11/28-29の「岩国☆希望の祭」コンサート、そして岩国国際行動にむけて、活動していきましょう。
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