9月6日の新安保法制反対デモに宛てた米国・ANSWER連合の声明
安保関連法案の可決を狙い、日本を軍国主義、戦争、介入の新たな時代に引き入れようとする安倍政権の策動を止めるために闘っている安倍たおせ!反戦実行委員会および平和を愛する日本のすべての皆さんに私たちの連帯の挨拶を送ります。
安倍政権の右翼的、軍国主義的、民族主義的、排外主義的な政策は、アジアの民衆と対立しているだけでなく、日本の大多数の民衆とも対立するものです。私たちは安倍政権の策動がオバマ政権とペンタゴンを支えるものでありことを知っており、そのような日米安保同盟がアジア太平洋地域の民衆にさらなる脅威をもたらすものだと認識しています。
オバマ政権のいわゆる「アジア回帰」は、2020年までに米海軍と米空軍の半数以上を太平洋地域に配備することを計画しています。これは決して平和を促進するものではなく、アジア太平洋地域における米国の支配と覇権を強化しようとするものに他なりません。
米国の民衆と日本の民衆が、米国政府および日本の安倍政権の軍事政策に対して、草の根からの断固たる反対を示すために、共に手を携えいっそう緊密な協力と連帯を築きあげることは、きわめて重要なことです。私たちは、沖縄およびすべての日本の民衆と共に、すべての米軍部隊の撤退と米軍基地の撤去を要求します。
本日、そして今後の皆さんのデモや諸活動がうまくこくことを願っています。私たちは12万人が参加した8月30日の大規模行動に深く鼓舞されました。私たちは米国と日本の民衆運動がなすべきことをやり遂げ、両国の戦争屋たちの策動を打ち負かすことが必ずできると確認しています。
連帯を込めて
2015年9月6日
ANSWER連合