9・11経産省前テントひろば4周年闘争勝ち取る!
―経産省弾劾包囲行動を貫徹―
いまから4年前に建てられたテントは、1461日にもおよび維持され防衛されてきました。
「福島を忘れるな!」を合言葉に、霞ヶ関一帯に反原発を訴えてきたのです。福島からの避難者のなかには「テントひろば」に救われた、第二故郷とまでいわしめるほど、その存在は重要なものとなっています。経産省からは不法占拠だと訴えられ、賠償金まで請求されています。右翼の襲撃はかず知れず、まさに体をはって闘ってきたからこそ全国からいや世界中から支援・支持の声が広まっていました。昼夜の24時間常駐体制の維持は大変な労力を必要とします。しかし、このテントがあったからこそ全国から反原発・反核を訴える声が途切れなかったし、毎週数千数万という国会行動、首相官邸前行動が実現されてきたと言っても過言ではありません。ひきつづきテントの維持をやりぬき、脱原発を実現しようではありませんか!
この日は5周年目の突入を記念すべく17時から記者会見を行い沢山のギャラリー、マスコミに、不法占拠の「被告」にされている渕上、正清両氏、河合弁護団長、福島の女たち、そして、今現在再稼働阻止を闘っている、鹿児島(川内原発)、愛媛(伊方原発)の仲間も参加し、テントの存続と維持をアピールしたのです。その後、安倍のお面をつけたスイカを怒りを込めて割るイベントも催されました。
18時からはいよいよ「原子力マフィア」の経産省弾劾集会が、正門前を埋め尽くして取り組まれました。テント関係者、福島の人たち、原発立地の人々が次々に発言に立ち、経産省の悪業を弾劾したのです。原発の再稼働がいかに危険なことか、川内原発一号機がすぐに復水器が破損したことを見れば明らかです。一発の事故が九州はおろか西日本全体を危機に覆いつくすことは福島事故を見れば分かることです。しかし、安倍政権は再稼働をごり押ししている。核武装は安倍の悲願でもあるのだ。「戦争法案」と原発再稼働は根底では繋がっているのだ。テントを防衛し原発の廃炉を実現しよう!
20:30頃からいよい経産省包囲の「ヒューマンチェーン」が始まった。いつのまにか500名以上が集まり、経産省包囲が2回貫徹された。経産省弾劾!原発再稼働反対!福島を忘れるな!命をまもれ!子供を守れ!の声が霞ヶ関一帯を席捲し、脱原発の実現に向けて一層頑張ることを全員で宣言したのだ!
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