米核空母ロナルド・レーガンの横須賀配備を弾劾する!
アメリカ軍当局は、10月1日、核空母ロナルド・レーガンを横須賀港に強行配備しました。これは、これまで横須賀に配備されていたジョージ・ワシントン米原子力空母が修理のために撤収し、その交代として強行されたものです。核空母レーガンは、ジョージ・ワシントンと同じく、米海軍における最大級の攻撃空母です。関連して、米海軍のイージス艦も横須賀軍港に増強されています。わたしたちは、こうした日米軍事同盟とその軍備増強に断固、反対します。核空母レーガンの横須賀配備に抗議し、撤退をもとめます。
先日、安倍政権によって違憲の集団的自衛権行使と 安保法制―戦争法が強行採決されました。日米軍事一体化がすすめられ、戦争をする国家、独裁政治の横行する国家へと日本の歴史的な大転換が強まっています。自衛隊も増強され、横須賀軍港には、軽空母型の護衛艦「いずも」なども配備されています。日米の侵略と攻撃の戦争態勢が強化されています。中国や朝鮮民主主義人民共和国にたいする政治的軍事的敵対関係をつよめ、朝鮮半島や東アジアで核兵器など大量破壊兵器を使用する戦争危機が高まっています。
沖縄の巨大な辺野古新基地建設の強行、厚木艦載機の移駐や愛宕山米軍住宅・最新鋭戦闘機F35配備などの山口県・岩国基地の強化、京丹後の米軍Xバンドレーダー基地建設、横田基地へのオスプレイ配備など、米軍再編強化と日米 軍事一体化そして新ガイドライン安保・戦争法制強化など、日米同盟強化と戦争攻撃態勢の推進ははげしくものがあります。
これらは、海外への権益や生産拠点をもつ日本の大企業・日系多国籍企業、さらには三菱・石川島播磨・東芝・日立など日本の軍事産業の利益を拡大強化するために、進められています。米国系多国籍企業の海外権益の防衛も、もちろん、日米同盟の共通利害として、あります。
こうした海外権益を軍事力で拡大強化するために、日米同盟と日米軍事一体化が憲法9条を破壊しながら、強行されています。
わたしたちは、アジア太平洋地域の労働者民衆の解放運動と国際連帯し、日米の軍事同盟強化と侵略戦争出動を阻止していかねば なりません。
10月2日午前から、横須賀ヴェルニー公園にて、反戦闘争実のなかまとともに、米核空母レーガンの横須賀配備に反対する抗議行動を取り組んでいきました。横須賀の米軍司令部への抗議やメイン通りデモをおこないました。
辺野古新基地建設の阻止、11月「岩国行動2015」、京丹後の米軍Xバンドレーダー基地反対闘争、オスプレイの横田配備阻止など、アジアから米軍を撤収させる各地の反基地・日米安保破棄、そして戦争法制の廃棄のたたかいをすすめ、安倍政権を大衆運動で打倒していこう。
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