日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する 日本連絡会議ニュース |
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マニラAPEC、帝国主義グローバリゼーションに反対する現地闘争を貫徹!11月19日、フィリピン・マニラでのAPEC(アジア太平洋経済協力機構)サミットに抗議する現地の国際共同闘争へ、わたしたちは代表団を送ってたたかいました。要するに、帝国主義のグローバリゼーションによる新自由主義的略奪と侵略戦争、差別排外主義に反対する国際共同闘争が、フィリピン人民運動の主導するILPS(国際人民闘争連盟)によって呼びかけられ、参加したものです。 その三日前までは、ILPSの第五回国際総会がマニラで開催され、これにも参加しました。第五回国際総会のテーマは、「社会正義の世界にむけて、帝国主義の略奪、危機、戦争に反対する激烈な闘いをすすめ、人民の連帯を強化せよ!」でした。フィリピンのバヤン(新民族主義者同盟)やKMU(5月1日労働運動センター)などが牽引する反帝国際ネットワークで、このILPSにAWC日本連は構成団体の一つになっています。 ILPS第五回総会のコミュニケでは、参加について、次のように述べています。約400の代表メンバー、オブザーバー、ゲスト、39カ国地域から180団体が結集しました。具体的には、アルゼンチン、豪州、バングラデッシュ、ベルギー、カンボジア、カナダ、中国、エリトリア、フランス、ドイツ、ガテマラ、香港、インド、インドネシア、日本、クルディスタン、マカウ、マレーシア、マニプル、メキシコ、オランダ、ナガランド、ニュージーランド、パレスチナ、パプアニューギニア、ペルー、フィリピン、プエルトリコ、セネガル、韓国、スリランカ、台湾、タイ、英国、米国、ベネズエラ、ベトナム、西パプアなど、でした。 ILPS第五回総会の反帝闘争分科会に出席し、日本からの闘いの報告も行いました。日米軍事同盟とその一体化した戦争行動として、集団的自衛権行使の戦争法が強行され、それを許さない空前の反戦闘争が行われたこと、これからの課題は戦争法の発動を許さず、沖縄の辺野古新基地建設阻止、岩国基地強化反対など反基地闘争、米軍基地撤去闘争、日米軍事同盟(韓国、フィリピ ン、オーストラリアまで軍事態勢が拡大)の廃棄、これらをアジア規模の人民の国際連帯した闘いとして推進することなどを訴えています。 またILPSの議長であるホセ・マリア・シソン教授のマニラAPECを批判する論文なども掲載します。マニラでは、写真にあるように、前段で、日米の大使館へ抗議する取り組みもおこなわれました。 帝国主義と新自由主義のグローバリゼーションを打ち砕く、たたかう人民の国際連帯と共同闘争を推進しよう。 |
関連資料» 日本労働者民衆はアジア労働者民衆と連帯して帝国主義の戦争を阻止しなければならない(PDFファイル・約255KB) » APECによる新自由主義攻撃とそのフィリピンの教育への影響(PDFファイル・約268KB)
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