12/11―18経産省前弾劾集会の報告
戦争法強行採決後、毎月19日に「戦争をさせない・九条を壊すな!総がかり行動」などが各地で「戦争法廃棄」を要求して、反戦行動をたたかっています。わたしたちも、その一翼をたたかっています。
そして、反原発運動の社会的拠点、経産省前テントひろばをまもるために、毎週金曜日の経産省抗議行動もつづけています。その報告と写真です。継続は力です。大衆運動の継続 で、安倍政権を打倒しましょう!
【12・11(金)経産省前弾劾集会~テントを守る「反原発美術館オープン」】
強風が吹き荒れたこの日、前回を上回る50人余が経産省前に結集して、力強く経産省の原発再稼働推進を弾劾しました。福島からきた方は、「福島県、人は人体実験」の表示物を持って経産省を糾弾しました。
それから、12月5日、第2テントに「反原発美術館」がオープンしました。
『この美術館は、テントが国家権力によって破壊される最後まで存続し続けます。』
(経産省前テントひろばニュース第67号より)
【12・18(金)経産省弾劾集会~「全ての原発を廃炉にしろ!」】
2015年も残り2週間足らずのこの日、福島から2人の方が経産省を弾劾しました。4年10ヶ月の被災地、浪江町の「希望の牧場」から大きな張子の牛をトラックに乗せて来た吉沢さんは、「俺たちの村はチェルノブイリだ!全ての原発を廃炉にしろ!」と、叫びました。そして、「浪江町は崩れそうだ。原発が未来を奪ったことを知った。2020年のオリンピックなどとんでもない。日本の未来はメチャクチャだ。実力闘争で乗り越えよう。安倍政権に騙されるな!」と、無念のなかで希望を持って、残りの人生を生きて行くと訴えました。
最後の発言で再稼働阻止全国ネットから、今年の4月、福井地裁の樋口裁判長が高浜原発3,4号機の再稼働を差し止める判決を出しましたが、関電が異議申し立てを行い、その判断が12月24日(木)に出されるので、この日、関電東京支社前に集まり、抗議の声を上げようと呼びかけられました。(樋口裁判長は家裁に出され、人事異動で3人の判事が着任しました。)
◆年内最後の経産省弾劾集会は12月25日(金)17時~18時です。
今年の夏に再稼働した川内原発の新規制基準(世界で最も厳しい水準)のクリアの‘いんちき’を弾劾しよう!
九州電力は
『これまで示していた計画では、来年3月までに免震重要棟を建設し、緊急時の機能を移すとしてきた。しかし、免震重要棟の建設を撤回。・・・「免震機能“等”により機能を喪失しないようにする」とあり、“等”とあるから必ずしも免震の建物である必要はないという。』
(2015.12.18/報道ステーションのニュースより)
(AWC首都圏幹事 高槻民枝)
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