1・8経産省抗議集会
2016年1月8日(金)経産省弾劾集会~「福島の声を聞け!」
2016年1月8日(金)、福島過酷事故から間もなく5年。昨年に引き続き経産省前に集まって、「福島の声を聞け!」の抗議行動を行いました。
福島の子どもたちの甲状腺ガンが152人。子どもたちの命が危険にさらされ、被曝労働者は高濃度の放射性物質を含んだ汚染水の作業に命を削っています。汚染水は放射性セシウムやストロンチウム、水にとけるトリチウムなどを含んでいます。このような被曝をもたらす核種が私たちの生命を維持する食物の全てを汚染しているのです。
目に見えない、匂わない放射性物質をいいことに、規制委員会の「世界で最も厳しい基準」の新規制基準のペテンで、川内原発を再稼働したし、福井地裁の樋口裁判長を家裁に異動させてまで、高浜原発3、4号機の運転差し止め仮処分命令を取り消し、今月の28日にも再稼働しようとしています。国・経産省は福島の過酷事故を忘れたかのように、大多数の再稼働反対の民意を無視しています。
一方、東京電力は福島の収束どころか高濃度の汚染水の処理さえも手に負えないで、海を大地を汚染し続けています。そして、安倍政権は福島の人々の命と未来を奪った責任を、誰にもとらせないばかりか、汚染地帯に帰還させて復興を成し遂げているかのように騙しています。
今こそ再びみたび経産省に「福島の声を聞け!」と、声高く糾弾しなければなりません。[テントここに在り]の闘争は、経産省の原発推進政策を再生可能エネルギー政策に転換させる日まで、諦めず粘り強く持続されていくでしょう。共にがんばりましょう!
(AWC首都圏幹事 高槻民枝)
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