アジア共同行動・日本連絡会議

日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する

日本連絡会議ニュース

 

 

 

熊本震災へ米軍オスプレイ出動をやめろ!川内原発をとめろ!4・19戦争法廃止の国会抗議に7500名!


熊本-大分の大震災が続いています。亡くなられた方々、その遺族の方々には、哀悼の意とお悔みを表明したします。また、多くの被災者、10万人をこえる避難者のみなさんには、大変にきびしく苦しんでおられるなかで、助けあうことができ、物心の救援がゆきとどくよう、こころより祈念したします。わたしたちも可能な熊本震災被害者への支援を推進していく決意です。

そのうえで、安倍政権の熊本大震災への救援活動の不十分さ、遅れをにたいして、徹底的に抗議と追及をしたいと思います。初動の救済にむけて、政府として、人的物的資源を全面的に投入していくべきです。政府の最高責任者である安倍自身が先頭で被災地におもむくこともしないで、被害からの救援や支援に陣頭指揮もしていない。それどころか、国会でヌケヌケと、人民の経済活動や農某食料、生活・健康・いのちと諸権利を多国籍企業など独占資本の利害の食い物に売り渡す、TPP法案の審議をくりひろげていたなど、許しがたい、とんでもない暴挙にほかなりません。

そのうえで、米軍からの「支援」に応じて、あの欠陥機で「空飛ぶ棺桶」の別名があるオスプレイが震災への救援で出動したことにたいして、私たちは断固として反対します。オスプレイは多くの墜落事故を繰り返し、すさまじい排熱を直下に噴出し、オートローテーション機能も搭載されずエンジン不調で直ぐに墜落し、悪天候で使えないなど、欠陥機そのものです。沖縄や岩国など各地の米軍基地などの周辺でオスプレイ配備と飛行に抗議し撤回をもとめる多くの住民の抗議があるのは、周知のことです。そうしたなかで、米軍オスプレイの出動は、平和的生存権を蹂躙し、日米軍事一体化と戦争法出動態勢を容認するよう、反対世論の解体をねらう、人命軽視・安 全軽視の 許しがたい戦争態勢強化でしかありません。

また震源地近くにある、川内原発の稼働をすぐに取りやめなけれなりません。熊本大地震の震源が北東や南西に拡張して、いまなお大きな地震動が継続しています。ストップせずに、川内原発の稼働を継続することは、ぜったいに認められない犯罪行為にほかなりません。地震による原発事故が起こった時には、手遅れとなることは、いまだに収束できない福島原発事故が明確に示しています。川内原発の稼働をやめろ!

このように、安倍政権は、被災地の人命・生活の無視、原発被害の危機をほったらかし、しかも、戦争出動態勢の反戦平和・人権への破壊なども行っています。人民による打倒あるのみです。

4月19日、昨年9月19日の戦争法強行採決から半年のこの日。国会前には7500名があつまって、熊本大震災への哀悼の意の黙とうやお悔みを表明し、かつ支援カンパをとりあつかいながら、言語道断の反人民政策を強める安倍政権の退陣をつよく求めていきました。

7500名の結集した労働者・人民は戦争法廃止の行動をつよめる決意を固めていきました。

国政選挙にて、安倍自公政権を打ち負かす野党共闘・市民の支援を強めていくことが訴えられました。

また5月3日には、台場の防災公園には、憲法改悪阻止・戦争法廃止をもとめる大規模集会への結集が訴えられました。

そして6月5日には、戦争法廃止と安倍政権打倒をもとめ、巨万の国会包囲行動が呼び掛けられました。

アジア行動行動首都圏の参加する「戦争法廃止、安倍たおせ!反戦実」のなかまは、この日、G7伊勢志摩サミット反対のビラまきも行いました。「対テロ」を口実としたシリア・イラクなど中東などへの侵略戦争を強める欧米の帝国主義列強たち、安倍政権もこれにつき従い、戦争態勢強化や戒厳令的治安弾圧のつよめ、侵略戦争へ自衛隊派兵しようとしています。とりわけ、朝鮮民主主義人民共和国の核問題や中国敵視政策の一環として、伊勢志摩G7サミットで朝鮮戦争攻撃準備・対中国軍事包囲の打ち合わせも狙われています。そして経済問題では、「パナマ」文書で暴露されたように、租税免除地域や新自由主義を強め、貧富の格差を拡大し、労働者・人民の諸権利を押 しつぶし 、生活破壊と搾取・略奪を強めようとしています。さらに天皇制を強める伊勢神宮を利用して、天皇元首化・排外主義攻撃も狙われています。

東京では、5月8日南部労政会館にて伊勢志摩サミット反対の集会を、5月22日には新宿・柏木公園にて集会・デモを、それぞれ予定しています。

大阪では、5月22日エル・おおさかにて、伊勢志摩サミット反対のシンポジウムが開催されます。

私たちは、さきのAWC第四回国際総会にて、伊勢志摩サミット反対の国際共同闘争を行う決議をあげています。その主旨に基づき、各地の伊勢志摩サミット反対の行動に参加し、5月26-27日の伊勢志摩でのサミット粉砕の国際共同行動をたたかいます。弾圧をはねのけて、アジア太平洋地域の労働者人民の帝国主義反対―侵略戦争と新自由主義を阻止する闘いと国際連帯し、安倍政権の侵略戦争出動を粉砕するたたかいをすすめます。

ともにたたかいましょう。

4・19戦争法廃止の国会抗議・その1

4・19戦争法廃止の国会抗議・その2

4・19戦争法廃止の国会抗議・その3

awcjapan21@yahoo.co.jp

当サイトに掲載された文章・写真等の無断転載を禁じます。
Copyright © 2005-2016, AWC-JAPAN, All Rights Reserved.