日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する
日本連絡会議ニュース
辺野古新基地を断念しろ！4／23新宿デモ！伊勢志摩サミット反対集会も行う！
熊本大震災が続くなか、4月23日、安倍が現地訪問し、復旧・復興のよびかけパーフォーマンスを演じました。決定的に不十分です。すでに、全国各地やアジアなど海外から、支援の動きが進んでいます。
安倍政権は、現地の人民の苦しみと復旧・復興への闘いに応えることができず、米軍の危険極まりない欠陥機「オスプレイ」の出動を受け入れ、また地震や噴火の危険な影響を直接受ける川内原発をとめることもなく、伊方原発の再稼働の動きも進めるなど、平和的生存権と生活をとことん無視し、むしろ破壊する始末です。
この4月23日、新宿のアルタ前では、「辺野古への新基地建設を許さない実行委」によって、沖縄・辺野古への新基地建設を阻止していく決意にあふれた集会が約200名で行われました。
辺野古現地のゲート前で闘い続ける仲間のアピールがおこなわれ、現状、安倍政権が追いつめられて「埋め立て中止、沖縄県と政府の協議」そして暴力的な工事再開準備がすすめられていることなどを暴露し、訴えました。若者を中心として辺野古新基地阻止を行動しつづける「辺野古リレー」の仲間は、現地の抵抗闘争に弾圧を加える警視庁機動隊や海上保安官への「本土」首都圏での徹底的な抗議行動をたたかおうと呼びかけ、5・21警視庁／海保にたいする抗議のレジスタンス行動をアピールしました 。さらに、沖縄一坪反戦地主会関東ブロックは自衛隊が沖縄で大幅に増強配備され、沖縄が日米の軍事要塞化となる状況を暴露し、批判しました。与那国島の陸自沿岸監視隊設置、宮古島・石垣島への自衛隊の地対艦・地対空ミサイル部隊と監視司令部の推進、那覇軍事空港の増強などが強行されていると、怒りを込めて抗議しました。普天間基地撤去－辺野古新基地建設阻止に絶対に勝利し、沖縄からの基地撤去を断固たちとっていくと強い決意がアピールされ、5・15の新宿デモが呼び掛けられました。
その後、15時から新宿一周のデモンストレーションを展開しました。沿道から、辺野古新基地建設反対、戦争法廃止、安倍退陣に共感する人々が手を振るなど、多くの反応がありました。
夜には、反戦闘争実による安倍政権打倒と伊勢志摩サミット反対の集会が渋谷勤労福祉会館で行われました。講師は、池田五律さんでした。その後、連帯アピールとして、沖縄一坪反戦地主会関東ブロック、日韓民衆連帯全国ネットワーク、破防法・組対法に反対する共同行動、G7茨城・つくばサミットを問う会から、発言を受けました。主催側の二団体が伊勢志摩サミット粉砕の決意を語りました。最後に、集会決議をあげ、沖縄反基地闘争や伊勢志摩サミット粉砕にむけた5月のたたかいの決意を確認していきました。
関連資料
» 4・23反戦闘争実集会 決議文（PDFファイル・約860KB）
