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日本連絡会議ニュース
伊勢志摩サミット反対集会が大阪、東京で闘われる！
大阪
5月21日、「伊勢志摩サミットを問う 5・21関西集会」がエルおおさか南館ホールで行われました。約200名が参加しました。「戦争と格差を拡大するG7NO! 」のシンポジウムで、服部良一さん、杉村昌明さん、小倉利丸さんが、それぞれG7サミットの本質を暴露しました。
この日の集会では冒頭、5月19日の大阪府警公安三課による3人の仲間の不当逮捕に関して、永嶋靖久弁護士とAWC京都のメンバーからの緊急の特別報告がありました。永嶋弁護士は今回の弾圧の特徴を指摘し、AWC京都のメンバーは、不当逮捕を弾劾し、伊勢志摩サミット粉砕現地闘争－米軍Xバンドレーダー基地撤去！6・5京丹後現地集会の成功を共に勝ち取る決意を表明しました。今も勾留されている2名の仲間からはこの集会へのメッセージが届いています。
集会のメインの内容であるシンポジウムは、龍谷大学名誉教授の杉村昌昭さんとピープルズ・プラン研究所共同代表の小倉利丸さんをパネラーに迎え、元衆議院議員の服部良一さんがコーディネーターとして行われました。お二人のパネラーの発言やその後の討論のなかでは、非公式の会合なのにその合意が世界的な権威を持つかのように扱われるG7サミットの問題点、グローバル資本の世界支配のための「微調整」のための会議としてのG7サミットの性格、「テロ」に加えて新たに「暴力的過激主義」なる概念が登場してきていることなどが指摘され、議論されました。
「G7伊勢志摩サミット反対！弾圧をはね返しても共に闘おう！」－この言葉を結語とする集会宣言を採択してこの日の集会は終了しました。戦争と貧困を拡大するG7サミットに反対し、国際的な共同闘争で、5・26－27の現地闘争の成功を勝ち取りましょう。
また5・19不当弾圧3名から、獄中からのメッセージが届けられました。次のものです。
枚方署2号からの5/21集会へのアピール
今回の本質はXバンドレーダー基地とサミット反対の闘争に対する弾圧です。5月2日の関西一円の家宅捜索・押収、今回の私たちへの逮捕が、詐欺という強引な形の立件であることに強い憤りを感じます。
近年、弾圧は治安維持法を想起させるような内容になっています。これは民主主義の破壊であり、基本的人権の蹂躙であり、同時に、戦争国家への道をひた走っていると言わざるを得ません。本日のサミット反対集会、26・27日の現地の闘い、6月5日のXバンド現地の闘いを、しっかりと闘いましょう。皆さんと共に、獄中で、この弾圧に対して闘っています。
勾留者・府警本部からのメッセージ
私は元気です。
今回の仲間3名の逮捕は、サミット反対闘争に対する予防拘禁・弾圧です。
また、京丹後米軍Xバンド反対闘争への弾圧でもあります。
共に闘い、この弾圧をはねのけましょう。
さらにAWCの各地からの国際連帯のアピールが届けられました。AWC韓国委員会、フィリピン・バヤン、米国・ANSWER連合、台湾労働人権協会からです。
東京
5月22日、「伊勢志摩サミット反対！在沖米軍属による女性殺害糾弾！5・22新宿デモ」が行われました。新宿柏木公園に結集し、集会を開催し、その後、新宿駅を周回するデモが繰り広げられました。約270名があつまりました。
AWC首都園の仲間は、反帝国際共同闘争でたたかうとの決意を込めて、AWC各地の韓国、フィリピン、台湾、米国からのアピールを読み上げていきました。
反サミット実から5／26－27の現地闘争へのよびかけも行われました。
関連資料
» G7サミット首脳会議反対闘争への連帯メッセージ・AWC韓国委員会（PDFファイル・約786KB）
» 第42回G7サミットと闘う日本の民衆への連帯声明・フィリピン新民族主義者同盟（BAYAN）（PDFファイル・約991KB）
» 台湾労働人権協会からのメッセージ（PDFファイル・約496KB）
» 2016年5月の日本でのG7サミットに対する行動への米国・ANSWER連合の声明（PDFファイル・約782KB）
