戦争法廃止!安倍たおせ!6/11反戦実集会とデモに約150名。
6月11日、渋谷区の幡ヶ谷区民会館にて、「戦争法廃止!安倍たおせ!反戦実」の国際シンポとデモが闘われました。約150名があつまりました。シンポジウム後には、デモが新宿中央公園まで行われました。アジア共同行動首都圏は、この実行委に参加し、終日、取り組んでいきました。
「東アジアの反戦闘争の課題」とした国際シンポジウムでは、最初に、池田五律さんが日本の戦争態勢の最新状況を報告しました。次に、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの大仲尊共同代表が、与那国島、石垣島、宮古島への自衛隊配備の 攻撃にたいして、怒りを込めて、具体的状況を暴露しました。二度と沖縄戦をくりかえさない自衛隊基地反対運動の強まる動きもアピールされました。
韓国で反基地・米軍撤去や南北の平和統一運動を進めるピョントンサのコ・ヨンデ共同代表は、朝鮮半島にたいする米韓日の強まる戦争策動を暴露されました。とくに韓国・テグなど5カ所のサード・ミサイル配備計画が東アジアの軍事バランスを崩し、大軍拡競争と戦争危機を一挙に高めると、反対を訴え、強く警鐘を鳴らす内容でした。コ・ヨンデさんは、日本による朝鮮・アジア侵略と植民地支配、その後の朝鮮戦争と南北分断の加担、アジア各国地域や侵略戦争被害者・元日本軍性奴隷被害女性などへの日本政府の公式謝罪と賠償がない事態につ いて、日本人民への責任ある闘いを要請しました。しっかりと受け止めなければなりません。さらに、安倍政権の集団的自衛権行使と戦争法に反対するなら、平和憲法の改悪に反対するなら、朝鮮、韓国への米軍駐留と自衛隊再侵略を阻止する日本人民の責務あるたたかいを呼びかける内容ものでした。具体的には、サード・ミサイル配備阻止への連帯、朝鮮戦争休戦状態を米朝平和協定締結へと変革する闘い、南北の自主的平和統一を支持し促進するとりくみ、これらを日韓民衆連帯で実現しようと訴えました。このような闘いから米軍を東アジアから撤去し、東アジアの非核化をかちとろうという要旨の話でした。
集会では、6/19沖縄県民大会の派遣団へのカンパがよびかけられました。
主催者から集会基調が訴えられました。
連帯アピールには、辺野古新基地建設阻止をたたかう「辺野古リレー」の方、川崎のヘイトスピーチ・デモを阻止した学生の「直接行動」、日韓ネットの方が個人として訴え、組対法反対の共同行動の方からこの間の刑訴法改悪(盗聴拡大・司法取引など)阻止をあと一歩でできず強行された状況について述べられました。
それぞれ青年、学生、日韓連帯、反弾圧といった内容を現し、いいアピールでした。
最後に、デモ行進の行動提起があり、安倍政権打倒の正念場にある状況のなかで闘いを左派から牽引しようという発言でした。
集会とデモは、成功でした。
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