経産省前テントひろばをまもろう! 8・5経産省抗議行動の報告
8月5日(金)経産省抗議行動
7月28日、最高裁小法廷(大谷直人裁判長)はテント裁判の上告を不当にも棄却しました。8月2日には経産省前テントひろばで緊急記者会見が開かれてマスコミを初め多くの人々が駆けつけました。[声明]が読み上げられ、福島の原発事故によっていまだ10万人の人々が故郷に戻れない状況などの生存権を全く無視した政治的判決に怒りを込めて弾劾しました。
この2日に続いて猛暑のなか5日(1791日目)、経産省前に50人余の人々が集まり、「原発はいらない!」「撤去すべきは原発だ!」「再稼動反対!」「電気は足りてる!」と、シュプレヒコールを叩きつけて最高裁決定を弾劾しました。
被告の一人であるテント共同代表・淵上太郎氏は、私たちは自ら撤去することはないと明言しました。そして、「経産省・国は福島の事故の収束も責任も未だ果たしていない。福島の子どもの甲状腺ガンは(疑い含む)172名になった。さらに、1ミリから20ミリシ-ベルト基準にして、線量の高い地域に帰還させようとし、なおかつ自主避難者への唯一の補償である住宅費支援さえも来年3月で打ち切ろうとしている」と、怒りを込めて糾弾しました。
原発事故の猛省を促してきた民意としての経産省前テントひろばは、最高裁が上告を棄却しようが、民主主義の抵抗権として正当であり大義があることをあらためて確認しようではありませんか。安倍政権の命をないがしろにする暴走は、原発再稼働推進、沖縄・高江のヘリパッド工事強行・辺野古新基地建設強行、民意を暴力で圧殺する戦争国家化への姿です。闘う沖縄人民に連帯して、反戦・反基地・反核・反原発を断固として勝利の日まで闘い続けましょう!!
いつでも強制執行が可能な状況におかれたテントを、私たちはあくまでテント裁判の大義を守り抜く決意で、防衛しましょう!!
(AWC首都圏幹事 高槻民枝)
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