日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する
日本連絡会議ニュース
戦争法廃止、沖縄反基地闘争連帯、安倍政権打倒！9/19国会前に2万3千人！
安倍政権による集団的自衛権行使＝日米戦争出動、PKO派兵の自衛隊武器使用強化など、憲法違反の戦争法強行可決から一年をむかえた9月19日、国会前には約2万3千人が決起し、反戦平和、改憲阻止、安倍政権打倒をもとめて闘いました。全国各地でも、約400カ所で、戦争法廃止、南スーダンへの自衛隊派兵反対、改憲阻止、安倍をたおそう！などを要求し、闘われました。
雨の中の国会前では、はじめに、沖縄反基地闘争にたいする安倍政権と福岡高裁那覇支部・多見谷裁判長の不当極まりない差別抑圧判決を徹底的に抗議する訴えが行われました。辺野古新基地建設阻止・高江ヘリパッドやめろ！といった実力阻止行動と一体化となった、翁長沖縄県知事による辺野古埋め立て承認取り消しの闘いが、「違法」とされ、「普天間基地問題の唯一の解決策として辺野古移設」という国側の主張を追認した差別抑圧の判決。これに参加者一同は満腔の怒りを、安倍にたたきつけました。
戦争法制定の違憲状態には、全国で12箇所の違憲裁判が進められているそうです。また内戦となった南スーダンへ自衛隊のPKO派兵が新たな「駆けつけ警護」「共同宿泊地防衛」の任務をもって武力行使し、人民虐殺する許しがたい戦争出兵となることに抗議アピールが相次ぎました。そして南スーダンでの戦争と自衛隊犠牲者をもっ て、国をあげた追悼行事による政治的効果を作り出して、安倍政権が憲法改悪を進める、そうしたシナリオを暴露し、徹底的に抗議する元自衛官の怒りに満ちた発言もありました。
この秋の闘いを確認し、次の総選挙で野党共闘と人民行動の集中力を強めて、安倍政権を引きづりおろそうといった主催である「総がかり行動」方々の集約が行われました。
沖縄の辺野古新基地建設阻止、高江ヘリパッドやめろ！ の攻防は安倍政権打倒、改憲阻止における決戦中の決戦としてあります。
日米の差別軍事支配を打破し、自己決定権を勝ち取ろうとする沖縄人民の解放闘争－基地撤去・日米安保破棄の闘いにたいして、「本土」を貫いて、闘っていきましょう。
12月10－11日の岩国行動2016へ決起していきましょう。京丹後の米軍Xバンドレーダー基地撤去闘争、横田・神奈川の反基地闘争を連携し、進めましょう。
韓国でのサード・ミサイル配備阻止の激しい闘争と連帯し、フィリピンでの米軍・自衛隊の駐留と軍事支配に反対する人民運動と連帯しよう。
わたしたちは、アジア米軍総撤収を闘っていきます。ともにたたかおう。
