日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する
日本連絡会議ニュース
10/23朝霞観閲式反対闘争に約300名！
10月23日、朝霞観閲式に反対する現地抗議闘争が約300名の労働者、市民の決起で行われました。主催は、「やめろ！軍事パレード 行くな！南スーダン 自衛隊国軍化を許さない！ 10・23朝霞デモ実行委員会」。朝霞駅南口広場で約1時間の集会が持たれました。その後、観閲式の会場にむけて、抗議のデモをしました。
強行された戦争法のもとで、自衛隊へ「駆けつけ警護」や「宿営地の共同防衛」といった新任務が付与され、南スーダンへの戦闘行為－殺戮行使の出兵が狙われています。
また緊張の高まる朝鮮休戦情勢にたいして、朝鮮戦争勃発と韓米日共同軍事作戦ー自衛隊参戦策動も強まっています。
そして沖縄の辺野古や高江での新基地やヘリパッド施設の建設強行の攻撃と与那国島・石垣島・宮古島などの自衛隊配備の動き、さらに岩国基地の大強化、京丹後の米軍Xバンドレーダー基地の拡大と強化、横田基地のオスプレイ配備と日米統合軍の司令機能強化など、日米の戦争出撃基地の大増強が進められています。
この朝霞基地には、自衛隊の海外派兵を統括する総隊本部が新年度から設置されると発表されました。こうした日本の海外出兵と軍事大国化への大転換＝憲法改悪攻撃のなかで、安倍極右ファシスト首相と後継者といわれる稲田防衛相が朝霞観閲式に参加するというものでした。この日、オスプレイ2機も軍事パレードに加わりました。
わたしたちAWC勢力も、朝霞観閲式反対闘争に参加していきました。安倍政権打倒、南スーダンへの戦争出兵阻止、朝鮮戦争反対、沖縄反基地闘争連帯、岩国基地強化反対、京丹後米軍レーダー基地撤去、アジア米軍総撤収、日米軍事同盟破棄などをもとめ、たたかいました。
デモは、観閲式会場から朝霞基地周辺をそって、抗議のシュプレヒコールを叩きつけました。約1時間40分のデモをたたかい、和光駅にて、解散しました。
沖縄の闘い、岩国、京丹後、神奈川、横田などの反基地闘争を強化し、安倍極右政権を打倒していきましょう。
とくに沖縄の辺野古、高江の闘いをさらに強めていこうではありませんか。
安倍政権が沖縄差別軍事支配を強める基地工事の強行と連動し、大阪府警機動隊が沖縄人民の闘いを「土人」「シナ人」と差別排外主義の差別発言を露にしています。沖縄からは琉球処分以降の現在まで続く差別と軍事抑圧への満腔の怒りが沸き立っています。「本土」各地でも、大阪府警、警視庁、福岡県警などへの抗議と闘いが取り組まれています。大阪府知事・松井は差別暴言した機動隊を擁護する始末です。徹底的に弾劾していきましょう。
沖縄への差別と軍事支配のいっさいに反対し、差別排外主義勢力を許さず、沖縄人民の自己決定権を支持し、闘っていきましょう。
