日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する
日本連絡会議ニュース
韓米合同軍事演習反対！アジア米軍総撤収！2/18日韓共同行動が成功！
人種差別主義者・トランプが政権に付いた米国。世界中が「米国第一」といった戦争と差別排外主義、国益主義の情勢の進展に振り回されています。朝鮮半島での核戦争危機も高まっています。
3月からの米韓合同軍事演習が迫り、安倍政権が集団的自衛権行使＝戦争発動態勢を強め、日韓軍事情報保護協定が進んでいます。こうしたなかで、韓国の米軍基地撤去と南北の自主的平和統一を闘う団体＝ピョントンサ（平和と統一を開く人々）が約30名来日し、長崎・佐世保軍港と山口・岩国基地に反対し、広島原爆ドームを訪問し、朝鮮戦争危機に抗議する日韓共同行動を取り組みました。
アジア共同行動の関係者も九州山口実行委、京都実、関西青年部、広島・福山、大阪、東京などから参加しました。2月18日には、「米韓合同軍事演習反対！東アジアの平和を求める日韓共同行動」が岩国で行われました。
米軍岩国基地反対のフィールドワークを13時から行いました。今年1月から、F35Bステルス戦闘機の配備が始まり、秋には米軍住宅千戸超の完成とともに横須賀の米原子力空母ロナルド・レーガンの艦載機61機も岩国基地移駐が強行されます。新たな米軍の大病院建設、愛宕山の米軍将校レベルの住宅建設などを捉えました。
その後、15時から、「基地と平和を考えるフォーラムin岩国」が川下供用会館で行われました。全国一般全国協議会、連帯労組・やまぐちの麻田さんが労働運動から岩国基地反対をたたかうことなどの報告。愛宕山を守る会の岡村さんが基地強化される岩国現地からの反対運動を話されました。佐世保基地に反対する木村さん、AWC日本連代表の瀧川さん、大阪から参加した園さんも発言しました。韓国からはピョントンサの青年部長さんがアピールしました。「日韓共同アピール」が提起され、確認されました。
岩国基地へデモを行いました。先頭には、岡村さんが横断幕を持って、行進しました。岩国基地の前では、抗議のシュプレヒコールが日本側、韓国側のそれぞれから叩きつけられました。皆が怒りをもって、岩国基地強化、米韓合同軍事演習、朝鮮戦争策動に反対しました。解散地点の公園では、ピョントンサの青年たちが星州「THAAD」システム配備に反対する歌と踊りを展開しました。
交流会が牛野谷南集会場で開かれました。日韓の青年たちの交流会も別室で行われました。愛宕山を守る会の天野さんが状況報告をしました。田村順玄岩国市議も、広島での集会を終えて駆けつけ、発言しました。ピョントンサからの発言は、「THAAD」配備など韓米軍事態勢強化、日米軍事同盟強化、安倍の戦争法制定、日韓軍事協定締結、といった戦争危機が強まる情勢を徹底的に批判し、日韓民衆連帯の重要性を訴えました。福山のアジアンさんから、原爆ゆるすまじの歌が披露されました。
