奪還された山城博治さん、辺野古新基地建設阻止の訴え!4/19日比谷野音集会に約5000名。
戦争法廃止、沖縄反基地闘争連帯、共謀罪廃案、改憲阻止、安倍政権打倒の19日行動が各地で広範に闘われています。4月19日、東京・日比谷野音には、約5000名が結集し、会場を埋め尽くし、外にもあふれて、「辺野古の海の埋め立て工事強行を許さない!」大集会を行いました。
集会の冒頭、高江ヘリパッド建設と闘い、辺野古新基地建設阻止を体を張って、先頭で闘い、「器物損壊、公妨、威力業務妨害」などの不当な弾圧と許しがたい起訴を受け、長期の不当な勾留攻撃と対決してきた山城博治沖縄平和運動センター議長が挨拶しました。ぜったいに負けずに、辺野古新基地建設の阻止をたたかうと訴えられました。「すわりこめ、ここへ」の歌も、会場参加者とともに熱唱し、沖縄ー「本土」を貫く辺野古埋め立てを許さず、阻止する決意を固めていきました。
安倍政権打倒で院内で共闘する、立憲野党の会が発言しました。民進党、共産党、自由党、社民党、沖縄の風、の方々が安倍政権の沖縄差別を弾劾し、翁長沖縄知事を先頭とする「オール沖縄」の闘いと「本土」の闘いを強め、辺野古新基地建設阻止、共謀罪粉砕、安倍政権打倒を訴えていきました。
つづいて、警視庁機動隊の沖縄派遣に抗議し、これを止めさせる住民監査請求裁判の方からのアピールがなされました。「本土」東京の地から、辺野古の暴力的工事や弾圧を阻止する裁判闘争への広範な結集が呼びかけられました。
さらに、辺野古埋め立てへの大量の土砂が九州や瀬戸内海沿岸など「本土」の自然環境を破壊し採集される問題に反対し、辺野古新基地建設反対の全国各地の闘いからもアピールが行われました。
そして共謀罪反対の団体から発言が続きました。衆院法務委員会では、共謀罪審議を強行するために、刑事局長といった官僚に答弁させて、金田法務大臣が審議に応えないなど、前代未聞の事態が起こっていることなど報告されました。内心の自由を奪い、総監視社会をつくろうとし、改憲ー戦争国家と一体化した共謀罪という現代の治安維持法を絶対に阻止しようと呼びかけられました。4月25日の昼休み、5月9日など、衆院法務委員会にたいする反対行動に広範な結集を訴えました。
まとめて、総がかり行動実行委から、今後の予定が話されました。5月3日の憲法集会を5万人から10万人規模で開催し、山城博治さんを呼び、沖縄の闘いと連帯し、改憲阻止をたたかうこと。6月10日、共謀罪阻止もかかげて、辺野古新基地建設阻止の国会包囲の大行動をたたかうこと。さらに、朝鮮戦争反対、平和的解決をもとめていこうと訴えました。
その後、日比谷から銀座、鍛冶橋へのデモが繰り広げられました。
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