5/14沖縄闘争、新宿集会デモに250名!
1972年5月15日の沖縄「復帰」から45年。「本土復帰」で日米の軍事基地も米兵犯罪も無くなるといった沖縄人民の願いは、現在、完全に踏みにじられています。昨年4月の元米海兵隊で米軍属による沖縄女性への性暴力殺人事件が起こりました。政府による辺野古新基地建設が強行されています。沖縄・高江のオスプレイパッド建設も反対の民意を圧殺し、暴力的に行われました。殺人欠陥機オスプレイが名護市安部に墜落しました。そして、自衛隊基地の配備強行も、与那国島、宮古島、石垣島、奄美大島、徳之島などではじまっています。爆音激しい嘉手納基地では、パラシュート降下訓練が強行され、市民生活を脅かしています。
沖縄に対する、日米政府による差別軍事支配の許しがたい横暴を糾弾し、沖縄ー「本土」を貫く沖縄解放の闘いが5月14日に新宿で取り組まれました。主催は、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックです。約250名が決起しました。沖縄現地では、辺野古新基地建設阻止の闘いが繰り広げられ、「平和行進」や大浦湾の海辺で「県民大会」も闘われています。
新宿アルタ前の集会では、沖縄から「本土復帰」の闘いにもかかわらず、一貫して続く差別支配や軍事基地被害への怒りの告発が次々と繰り広げられました。沖縄現地の若者も参加し、その怒りをはっきりとアピールしました。日米安保体制が強化され、沖縄差別軍事支配がますます酷くなっている事態。ぜったいに許すことができません。アルタ前の歩行者天国の道路も使って、辺野古新基地建設阻止、米兵犯罪糾弾、自衛隊の南西諸島配備反対などをウエーブやシュプレヒコールで道行く人に強く訴えました。
その後、新宿駅一周のデモです。西新宿に入り、高江工事や辺野古埋め立てを強行する悪徳ゼネコンの大成建設前で、抗議のシュプレヒコールをたたきつけました。新宿駅の西口や南口の多く人びとにアピールし、呼応される方も結構いました。花園神社への入り口で解散でした。
安倍極右ファシスト政権が、九条改憲・自衛隊明文化-戦争国家へと突撃しています。共謀罪新設の強行、辺野古新基地建設の護岸工事突入、そして朝鮮戦争危機の宣伝をつよめ、朝鮮民主主義人民共和国や中国への「脅威と敵視」を煽っています。沖縄差別をさらに強めています。
辺野古現地と「本土」を貫く基地撤去-日米安保破棄の大衆的闘いを断固として行おう。沖縄解放闘争の現地攻防へ各地から派遣を強めよう。岩国-京丹後-神奈川-横田などの反戦反基地闘争を連携し拡大しよう。アジア人民と連帯し、日米安保粉砕をたたかおう。共謀罪粉砕、辺野古新基地建設阻止、安倍政権打倒をかちとろう。
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