共謀罪廃案へ!5/16日比谷野音に4200名
安倍自公政権は、まっとうな審議もかなぐり捨て、共謀罪=現代の治安維持法の強行制定に突き進んでいます。5月17、18、19日にも、衆院法務委員会で採決し、衆院本会議で可決するという暴挙が狙われています。
そうしたなかで、5月16日、日比谷野音には満員で外にもたくさん溢れるほど、共謀罪反対の人びとが立ち上がりました。その数、4千2百名という主催発表でした。
共謀罪廃案をもとめ、演壇には、次々と発言者が立っていきます。国会の野党では、民進党の枝野さん、自由党の山本太郎さん、共産党の山下さん、社民党の吉川さん、沖縄の風で糸数さん、それぞれが現代の治安維持法である共謀罪を総監視と密告・えん罪の社会となるなどや思想信条の自由を抑圧するなどと批判しました。つづいて、海渡弁護士や佐高誠さんなども、戦争法、改憲とつながる共謀罪のとんでもない反民衆性を告発し、制定阻止を訴えました。もう、これからは、謀反・反乱の正義ある闘いを展開していこうと、野音の結集した多くの人びとは確認していきました。
行動提起では、17、18、19日に、共謀罪の採決阻止行動として、12時30分からの衆院第二議員会館前など抗議集会と座り込み行動が呼びかけられました。18日にも衆院本会議、法務委員会での共謀罪強行採決への反対闘争が訴えられました。12時30分から衆院議委員会館前、その後の座り込みが、そして19日にも取り組まれます。19日夜、18時30分~、国会正面前での共謀罪強行採決阻止の大集会となります。
国会前の闘い、全国各地での街頭行動を繰り広げ、共謀罪阻止をたたかいましょう。
日比谷野音集会を終えて、共謀罪反対の参加者は、銀座デモに行いました。アジア共同行動首都圏の仲間は、「安倍たおせ!反戦実」、「戦争・治安弾圧・改憲 NO! 総行動」や「日の丸・君が代」反対の教育労働者の仲間と共に、怒りのデモを貫きました。
共謀罪廃案、辺野古新基地建設阻止、安倍政権打倒を、断固、かちとりましよう! 闘いは、これからです。
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