6/17横田基地反対闘争に決起
6・17横田基地反対闘争の報告
六月十七日、東京・福生市内の福生公園において「6・17 米軍横田基地反対集会・デモ」が同集会実行委員会の主催で闘われた。われわれは、AWCの仲間と参加しともに闘った。
集会は全労協で活動する実行委員会委員長の主催者挨拶から始められた。実行委員長は十五日に強行成立した共謀罪法案を弾劾し、さらに当日未明に発生した米軍イージス艦衝突事故に触れながら、米軍艦船が日本周辺で展開することの危険性を批判した。そして「オスプレイの横田配備は延期であって中止ではありません」「岩国基地の拡大強化とともにオスプレイ横田配備反対を闘いましょう」と決意を述べていった。
次いで連帯挨拶として昭島市市議、一坪反戦地主会、神奈川県央ユニオン、そして毎月月一回基地前で座り込み運動を続けている方々が発言した。神奈川県央ユニオンは、岩国で反基地運動を続けている方を招いた集会を報告した。そのうえで、神奈川の空母艦載機移転と岩国の基地機能の拡大強化を批判し、米軍再編との闘いを訴えていったのである。「横田のオスプレイ配備が三年延期されたことを好機としてとらえ闘おう」と沖縄―岩国―神奈川―横田を貫いた闘いを提起していった。
連帯発言の最後に「愛宕山を守る会」からの連帯メッセージが集会現場で代読された。空母艦載機移駐と基地の大強化の攻撃に、あくまでも屈せず闘うという決意を集会参加者全体で確認していった。
決意表明では実行委員会構成労組代表がそれぞれ発言にたった。全体の発言を通じて、あらためて労組が反戦・反基地運動を闘うことの意義が明らかにされていった。
続いて集会決議が提起された。「本日の集会・デモは、米軍基地撤去を求める事と同時に、『CV-22オスプレイ横田配備』を断固阻止して、沖縄の米軍基地反対と南西諸島への自衛隊基地反対闘争に固く連帯する行動と位置付けた闘いである」「私たちは戦争へと突き進む安倍政権の動きに断固反対の声を上げて、行動していく」「全国の労働者・市民と共にすべての軍事基地・米軍基地を撤去するまで闘っていく」という集会決議を全体の拍手で確認していった。
実行委員長による「団結ガンバロー」の後、横田基地へ向けたデモ行進を行った。途中、米軍と自衛隊に対する抗議要請文を突きつける行動を行い、デモを貫徹していった。
沖縄―岩国―神奈川―横田を貫き米軍再編と闘おう。オスプレイの横田配備を許すな! 闘う労働者人民とともにアジアからの米軍そう撤収を勝ち取ろう!
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