アジア共同行動・日本連絡会議

日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する

日本連絡会議ニュース

 

 

 

2017岩国行動が成功する!


2017岩国行動が取り組まれ、成功裏に終えることができました。

まず、11月25日14時から、岩国市福祉会館で行われた国際連帯集会を報告します。

結集は全国各地から約140名でした。

集会冒頭、司会より前日に艦載機9機が岩国に到着したこと、および、参加予定だったAWC韓国委員会のホ・ヨングさんが入国を拒否されたことが報告されました。

その後、AWC日本連共同代表の鴨居さんが基調提起。事前に作成された文章を読み上げるとともに、昨年・一昨年の岩国行動での精神障害者差別発言がいまだ克服されておらず、差別とのたたかいに意識的に取り組んでいく必要があることを加えて提起しました。

米国・ANSWER連合とフィリピンBAYAN日本支部からの連帯メッセージが紹介された後、地元からの報告が行われました。岩国市議の田村順玄さんは前日の艦載機9機の到着を含めて基地強化や愛宕山米軍住宅の最新の状況について報告し、岩国基地に対する取り組みを継続していくことを語りました。広島西部からの報告として、西部住民の会/瀬戸内ネットの伊達純さんが町の上空を行き交う岩国基地からの戦闘機による爆音被害などを、パワーポイントを使って分かりやすく報告しました。

その後、AWC国際事務局がホ・ヨングさんの入国拒否の経過を報告し、安倍政権によるAWC運動に対する政治弾圧を弾劾しました。

休憩後、岩国の“りあ☆うしゅま”さんの歌、神奈川と佐世保からの連帯メッセージの紹介に続いて連帯発言として各地の反基地運動が報告されました。

沖縄・辺野古のたたかいを金治明さんが報告し、名護市長の権限行使などにより具体的な工事は進んではいないことを明らかにしたうえで、沖縄の自己決定権は現場のたたかいからつくられると提起しました。京丹後から、米軍基地建設を憂う宇川有志の会の永井友昭さん。11/5の「いらんちゃフェスタ」および基地前行動の成功を報告し、米軍基地や隣接する自衛隊基地の拡張など京丹後のXバンドレーダー基地をめぐる状況を報告しました。横田からは大森進さんがオスプレイ配備に反対する広範な陣形をつくるために努力してきたことなどを語り、沖縄・日本・アジアから米軍基地を撤去しようと呼びかけました。

連帯発言ではさらに、反原発運動からとして若狭の原発を考える会の木原壯林さんが原発批判および反基地闘争と反原発闘争を共に推進していくことの必要性について訴えました。

翌日の連名方式によるミニ集会とデモについての説明をAWC山口のメンバーが行った後、閉会あいさつとしてAWC日本連共同代表の瀧川さんが、日米政府による朝鮮戦争挑発に対する批判、入国拒否弾圧への弾劾、若狭の反原発闘争を最先頭でたたかう仲間を迎えた今回の岩国行動の意義などを中心にして集会をまとめました。

国際連帯集会・その1 国際連帯集会・その2

国際連帯集会・その3 国際連帯集会・その4

国際連帯集会・その5 国際連帯集会・その6

国際連帯集会・その7 国際連帯集会・その8

国際連帯集会・その9 国際連帯集会・その10


その後、夜、各種の交流会が持たれました。岩国・労働者反戦交流集会、反基地交流会、ヒバクを考える交流会、などが行われました。反基地交流会には、岩国現地から天野さん(愛宕山を守る会事務局長)に参加していただきました。沖縄、京丹後、広島西部、東京・横田、九州・築城などで反基地運動を進める方々との間で活発な交流が進められ、基地撤去、朝鮮戦争反対、アジア連帯など、闘いの方向が確認されました。

各種の交流会・その1 各種の交流会・その2

各種の交流会・その3 各種の交流会・その4

各種の交流会・その5


翌日の11月26日午前中、愛宕山、岩国基地の二カ所でフィールドワークが行われました。

愛宕山フィールドワーク・その1 愛宕山フィールドワーク・その2


11時から、岩国市庁舎前の公園で、屋外集会が取り組まれました。約180名が参加しました。「NO!艦載機移駐、NO!「基地との共存」、いらない!米軍岩国基地、~岩国市民と全国を繋ぐ怒りと希望の行動~」の名称です。呼びかけ人は、岩国の地元から岡村寛(愛宕山を守る会代表)、大川清(住民投票の成果を活かす岩国市民の会代表)、山口県内から藤井郁子(憲法を活かす市民の会・やまぐち共同代表)、内山新吾(弁護士)、大谷正穂(「辺野古へ土砂を送らせない!」山口のこえ代表)、寺中正樹(被爆二世の会代表)、三村知穂(アジア共同行動山口代表)、三浦翠(原発いらん!山口ネットワーク)、でした。岩国の地元から、岡村寛さん、田村順玄市議、天野一博さん、などが岩国基地反対、平和のアピールし、その後、首都圏、関西、山口・広島、九州、沖縄・国際など、各ブロック代表から労組・市民団体・人士が発言していきました。途中、りあ☆うしゅまさん、などの音楽隊が、「守ろう!愛宕山」やアメリカ先住民の歌などを演奏しながら、うたいました。最後に、AWC山口代表の三村さんから集会アピールを確認していきました。「本日、私たちは「平和のために基地はいらない」という思いで、ここに集まりました。アメリカ政府と日本政府は、朝鮮半島に圧力をかけ続け、演習や艦船の派遣を繰り返しています、日本との国交正常化を目指すとした平壌宣言も実行されない中、今日では『対話より圧力』と言っています。岩国基地は今や、東アジアで最大の基地になろうとしています。しかし、お互いにミサイルを向け合うような中で、平和は創れません。私たちは『基地との共存』や『艦載機の移駐』に反対し、戦争の加害者にも被害者にもならない道を選択します。より多くの人々や、他の地域の人々と手をたずさえ、戦争の動きを止める行動を岩国から起こしましょう。NO!艦載機移駐、NO!「基地との共存」、いらない!米軍岩国基地、岩国市民と全国を繋ぐ怒りと希望の行動参加者及び参加賛同団体・個人」。

屋外集会・その1 屋外集会・その2

屋外集会・その3 屋外集会・その4

屋外集会・その5 屋外集会・その6


そして、岩国基地へむけて、デモ行進を行いました。先頭には、地元の岡村さん、天野さん、AWC日本連代表の瀧川さん・鴨居さんが、横断幕を持ちました。

岩国基地の前では、ひときわ大きなシュプレヒコールをあげていきました。基地の横を抜け、車町第一街区公園で流れ解散しました。

2017岩国行動は、成功のうちに取組みを終え、さらなる反戦反基地の全国連携の動きを強めていきます。とくに、アジア人民と連帯し、朝鮮戦争策動を阻止し、九条改憲阻止、安倍政権打倒を強めていきます。

デモ行進・その1 デモ行進・その2

デモ行進・その3 デモ行進・その4

デモ行進・その5 デモ行進・その6

デモ行進・その7 デモ行進・その8

 

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