日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する
日本連絡会議ニュース
AWC日本連 1/14全国会議 京都開催
激動の2018年が始まりました。1月14日、京都駅近くの「きずな」事務所で、アジア共同行動日本連絡会議の全国会議が行われました。AWC九州山口実行委、AWC首都圏、そして地元のAWC京都など各地から集まりました。共同代表の鴨居さんが運営を進めました。
主な報告が各地から行われました。AWC首都圏は、映画「カヒョンたち」の上映会を行ったこと、1・22には都心でのミサイル避難訓練が行われ反対行動を進めること、2・25都教委包囲ネットの総決起集会、「戦争・治安・改憲NO! 総行動」という共闘関係で3・12霞ヶ関デモ、反基地フィールドワークの予定などを報告しました。
AWC京都は、昨年末に訪韓・訪フィリピン・岩国行動・反原発祝島ツアーの報告会、今後に朝鮮半島情勢の米韓合同軍事演習反対行動としてー3・6大阪領事館包囲ヒュウマンチェーンや3・31京都集会・デモ、沖縄連帯では1・28集会、米軍Xバンドレーダー基地反対で2・4京都連絡会議の第四回総会／近畿連絡会旗開きと6・3京丹後総決起集会、安倍九条改憲反対で5・3京都集会ー大阪5万人集会、大飯原発再稼働阻止の2・25−26敦賀行動と4・28関電包囲全国行動、反天皇闘争などを報告しました。
AWC九州山口からは、昨年11・25−26の岩国行動が成功したこと、各地で月一前後にて反戦・改憲阻止の街頭情宣活動を展開中であること、空自築城基地反対の座り込み、被曝労働者あらかぶさんの裁判支援、などが報告されました。
つづいて昨年の岩国行動について、成功や総括などが話されました。艦載機移駐の真っ只中で反戦反基地国際連帯を取り組んだこと、二日目の屋外集会・デモが岩国現地の呼びかけのもとで全国各地が連携して成功したこと、岩国の天野さん・沖縄のキムさん・京丹後の永井さん・広島西部の伊達さん・東京横田基地反対の大森さんなどの反基地交流会が内容あるものだったこと、報告パンフをつくることなど論議されました。とくに岩国現地住民のいっそう大きな反基地行動を支援していこうといった課題を確認していきました。
AWC/CCB（国際幹事会）の開催準備をいろいろと話し合っていきました。
そして韓国映画「カヒョンたち」の上映運動にむけて、議論をしました。この「カヒョンたち」は、韓国のアルバイト労働組合で出会った、監督と同じ名前を持つ二人のカヒョンを通じて、アルバイト労働者とアルバ労組を映したドキュメンタリー映画。アルバイト労組の執行委をしていた監督がインタビューで記事なるのが「一ヶ月でバイトで60万ウオン稼いで、30万ウオンの家賃が出ていきます」みたいなかわいそうな話だった。またコンビニおにぎりやカップ麺を食べる姿を見たがる。「私の人生はそんなに哀れでみすぼらしくないのに、メディアがそう作る。だから、そうではない（明るくて愉快な）映画を作ってみることにしたんです」、と。
この韓国のアルバイト労組のドキュメンタリー映画を各地で上映し、日韓の労働者連帯をすすめようと準備が進んでいること、それを確認していきました。（詳しくは、事務局へ尋ねてください。0774-43-8721）
この間の発行物として、①AWC日本連全国ニュース8号、②2017岩国行動の記録（報告集）、③西風（ソプン、韓国翻訳資料集誌）、が報告されました。
今後の主なスケジュールとして、3月25日にAWC日本連総会を開催する予定とすること、6月アジア共同行動を6月23日〜7月1日をメドにして、海外ゲストを招請し、反戦反基地国際連帯をすすめようと、確認しました。
会計報告に続き、最後に、共同代表の瀧川さんがまとめていきました。
関連資料
» 韓国資料：南北緊張緩和、反戦反基地の動き（PDFファイル・約1.38MB）
