日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する 日本連絡会議ニュース |
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8月反戦夏合宿開催の報告。沖縄・辺野古新基地建設阻止の勝利へ!11・24ー25岩国国際行動へ!8月25日、26日、猛暑の東京にて、反戦夏合宿を行いました。九州、山口、京都、大阪などの全国から、仲間が集まりました。約40名が参加しました。 初日は、荒川区の三河島生涯学習センターで取り組まれました。二日間の活動に関するオリテ、鴨居共同代表のあいさつ、参加者の自己紹介に続き、学習と方針の討議が行われました。内容は、朝鮮半島が平和情勢への大きな転換期において、韓国労働者民衆闘争の状況を学習すること。二つ目には、この3月までに岩国基地へ空母艦載機が移駐し、岩国住民に爆音被害の日常化と戦争拠点化が押し付けられていることへの反戦反基地闘争の課題、そしてイージスアショアが秋田とともに山口県萩市のむつみ陸自演習場に計画される問題について、AWC山口からの報告でした。三つ目は、辺野古リレーの方から、暴力的な辺野古新基地建設の強行に反対闘争する報告や、「本土」側の沖縄差別支配の責任を捉えながら、闘いを強化するための課題などが訴えられました。その後、意見交換が活発に行われました。 秋の方針では、反戦反基地、反核、新自由主義反対の日韓連帯闘争や訪韓方針、沖縄・辺野古新基地建設阻止の現地と「本土」を結合した闘いの強化、そして11・24ー25の岩国基地反対の現地行動について、方針論議をしていきました。また、AWC日本も参加し、フィリピン・バヤンなどが主導するILPS(人民闘争国際連盟)や、インドネシア人民闘争戦線(FPR)など反帝国主義勢力が呼びかけるインドネシア・バリでの10月IMF総会反対の国際共同闘争も参加する検討をしました。 11月の岩国反基地国際行動にたいして、岩国基地強化反対・爆音被害問題・基地問題での全国反基地交流会を持つこと、左派労働運動勢力が反戦平和・反基地闘争を進めながら労働運動建設の課題と経験を交流することなど、初日の各種の交流会を計画することになりました。岩国基地のフィールドワークや、岩国住民への爆音問題署名を岩国街頭で集める取り組みも組み込みました。 二日目の25日には、国際連帯集会を持ち、岩国基地強化反対の市民、全国各地の反基地運動、労働運動関係、AWC=アジア太平洋地域各地の反帝勢力の国際連帯アピール、集会基調などを確認することが論議されました。集会名称では、爆音と戦争拠点化が強まった岩国基地反対、九条改憲を狙う安倍政権打倒を闘うこと、日米安保破棄とアジア米軍総撤収を要求することなどを反映させようというものになりました。 その後、交流会でした。 合宿の二日目は、東京・横田基地の反戦フィールド・ワーク。AWC日本連の全国幹事からの感想を掲載します。 「横田基地見学は昨年に続き二回目。今回も立川自衛隊監視テント村の大洞俊之さんに案内していただいた。前回と大きく違うのは、海軍特殊部隊仕様のオスプレイが3機駐留していたことだ。正式配備は10月というが、すでに事実上配備されている。そして、オスプレイがこれからどんな訓練や展開をするのか、米軍以外誰もわからない不気味さがある。何か事故が起きたときに初めて私たちは具体的な動きを知ることになる。この間の不時着事故で私たちはそれを思い知らされた。改めて横田基地の周辺を眺めると、周辺は住宅地が密集しており、普天間基地と同じ光景だ。」 以上、2018年の反戦夏合宿は成功のうちに開催できました。 朝鮮半島や東アジアの情勢において、労働者民衆の平和的生存権を求め、反戦反基地、反核、国際連帯を強めていこうではありませんか。 9月、沖縄・辺野古新基地建設阻止の現地行動、名護市議選、沖縄知事選への支援を全力で推進しましょう。 |
関連資料» 東アジアの平和を創る「2018岩国行動」に集まろう!(PDFファイル・約564KB)
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