普天間基地撤去ー辺野古新基地建設阻止!改憲阻止ー安倍政権打倒!2・19国会行動に約三千
2月19日、戦争法の廃止を求め、改憲阻止と安倍政権打倒の多くの人々の決起を続けている「19日行動」は、沖縄人民の普天間基地撤去と辺野古新基地建設阻止のたたかいに応え、国会正門前での抗議行動をたたかいました。参加者は、約三千名。AWC首都圏の仲間は、戦争法廃止!安倍を倒せ!反戦実とともに、国会前抗議にたちあがりました。防衛省にたいして、普天間基地の撤去、基地の危険性の排除について、沖縄・宜野湾市の総決起集会を行った方々が上京団を編成し、要望していきました。しかし、防衛省は、なんと沖縄県が普天間基地撤去に協力していないなどと言って、辺野古新基地建設の強行を正当化し、なおかつ普天間基地の固定化に居直る始末です。本音は、中国に対抗し、沖縄をして、米軍と自衛隊によるアジア侵略戦争の最前線基地とするという、日本政府・防衛省の許しがたい戦争攻撃の野望にほかなりません。沖縄差別軍事支配なのです。沖縄人民の平和的生存権を踏みにじり、普天間基地撤去どころか、危険性の除去の対策や米軍・米政府との交渉など、完全にサボる防衛省の態度は、ぜったいに認めることができません。
また辺野古埋め立ての土砂投入が強行されるなかで、辺野古新基地建設の不可能な構造問題が暴露されています。自然環境のとことんまでの破壊、埋め立て地域にある途方もない軟弱地盤とその対策として数十万本のくい打ち工事を強行するという工事計画の変更問題、さらに大きな活断層の上に辺野古新基地が計画されるなど、とんでもない状況にあります。にもかかわらず、沖縄人民の民意を圧殺し、土砂埋め立て強行をつづける安倍政権は許しがたい暴力と差別を沖縄に激化させているのです。
集まった人々の満腔の怒りを持って、国会前行動が繰り広げられました。2月24日、辺野古新基地建設反対の沖縄県民投票に圧勝し、3月16日には、辺野古土砂埋め立て阻止の沖縄県民大会が巨万の規模で準備されています。これに連動し、首相官邸前で、普天間基地撤去ー辺野古新基地建設阻止、安倍政権打倒の行動が取り組まれます。ぜひとも、沖縄・辺野古現地と「本土」各地を貫く、辺野古新基地建設粉砕の実力行動を推進していきましょう。
この夜のたたかいの主催のひとつ、「総がかり行動」は、今後のたたかいとして、①安倍の九条改憲を阻止する三千万署名運動、②沖縄人民と連帯した辺野古土砂埋め立て阻止のさらなる行動、③沖縄差別と改憲をすすめる安倍政権打倒にむけた参院選の「野党共闘」の勝利、④5・3憲法集会の有明公園開催、⑤6月7ー8日の日韓連帯のたたかい、などです。たたかいは正念場です。がんばりましょう。
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