アジア共同行動・日本連絡会議

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日本連絡会議ニュース

 

 

 

辺野古新基地建設阻止!3・16、沖縄で約1万、官邸前に二千五百が決起!


沖縄・那覇で、「土砂投入を許さない!ジュゴン・サンゴを守り、辺野古新基地建設断念を求める3・16県民大会」がオール沖縄の主催で行われ、約1万人超が決起しました。オール沖縄会議の稲嶺進共同代表は「2月の県民投票で民意を示したつもりが、防衛相はその結果が出る前から工事を続行するつもりだった。」と絶対に許してはならないと、訴えました。高里鈴代共同代表は、沖縄県民投票で示した辺野古新基地反対の民意を安倍政権が踏みにじることを弾劾し、「私たちはこの地点に立って何をすべきか、どう行動するかを改めて考えたい」と、不退転の決意をアピールしました。オール那覇の会共同代表の城間幹子那覇市長は、翁長雄志前知事の辺野古反対の強い覚悟を述べ、「次は私たちが覚悟を示す番だ」と語りました。謝花喜一郎副知事は玉城デニー知事のあいさつ文を代読しました。「辺野古反対の民意は過去2回の知事選などでも示されたが、県民投票で辺野古埋め立てに絞った民意が初めて示され、極めて意義がある。辺野古が唯一と政府がこだわることこそ、普天間の固定化につながる。私は辺野古埋め立て反対の民意を尊重し、断念することまで揺らぐことなく闘い続ける。民主主義の力を信じ頑張ろう」と訴えました。大会決議では、辺野古への土砂埋め立て工事を強行する政府に抗議し、「民主国家として恥ずべき行為で、断じて許すことはできない」と批判しました。「政府が負担軽減を言うならオスプレイの配備を撤回し、世界一危険な普天間飛行場は即時閉鎖・返還すべきだ」と強く求めました。

沖縄現地の闘いに連帯し、首都圏では、首相官邸前に約二千五百名が決起しました。参加者は、安倍政権に辺野古新基地建設の断念を強く求めていきました。辺野古への土砂埋め立てを許さない。軟弱地盤への工事は無理だ。活断層も発見され、報道され始めた。膨大な工事費と、長期の工事が必須となり、計画は破綻した。沖縄の民意を尊重し、辺野古埋め立て工事をすぐにやめろ!などなどがアピールされました。

辺野古現地での阻止行動と「本土」の闘いをむすびつけて、辺野古新基地建設を阻止していこう。与那国島、宮古島、石垣島、奄美大島、沖縄本島などで、ミサイル基地・レーダー基地・監視部隊などの自衛隊配備が格段と強まっています。日米軍事一体化と戦争国家化の改憲攻撃を許さず、反戦反基地国際連帯を進めていきましょう。沖縄をアジア侵略戦争の最前線基地とする攻撃をぜったいに阻止していこう。日米政府の差別軍事支配を強いられる沖縄人民の自己決定権・平和的生存権の闘い=沖縄解放闘争を支持し、基地撤去ー日米安保破棄をたたかっていこう。

辺野古新基地建設阻止!3・16・その1

辺野古新基地建設阻止!3・16・その2

辺野古新基地建設阻止!3・16・その3

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