4・28天皇制打倒、反戦、改憲阻止!渋谷デモ・集会に約百名
天皇代替わりのファシズム的な状況のなかで、天皇賛美・差別排外主義がはげしく宣伝されています。これに対して、4月28日、渋谷で天皇制打倒、反戦平和、差別排外主義粉砕、改憲阻止、安倍政権打倒のデモと集会が行われました。約百名が集まりました。呼びかけは、沖縄文化講座、労働運動活動者評議会、派兵反対実。これにAWC関係者も賛同して、闘いました。
天皇制打倒をかかげた渋谷一周のデモでは、右翼や在特会など差別排外主義者が妨害してきました。警察権力も大量に弾圧をねらってきました。これらを跳ね返しながら、天皇賛美を許さない、日米安保粉砕、辺野古新基地建設阻止、安倍政権打倒などシュプレヒコールを街頭で訴えていきました。
集会では、韓国徴用工問題で、AWC京都の山本氏が報告しました。日本政府が朝鮮・アジアへの侵略・植民地支配や戦争・労働への連行・動員、そして性奴隷制度などを強制した決定的な過ち・犯罪にたいして、朝鮮・韓国の人民、アジア各地の人民への謝罪と戦後補償、歴史教育、さらには日本の責任者への処罰を行なっていくことが基本的な義務であることが訴えられました。
評論家の菅孝行氏は、極右・安倍政権と天皇アキヒトの不和やきしみなどを話し、新天皇即位を労働者のメーデーの日にぶつけたことを批判し、反資本主義・反天皇のたたかいをアピールしました。
沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの大仲さんは、天皇ヒロヒトが敗戦後自らの国体護持のために沖縄を米軍政に売り渡した歴史的犯罪などに、満腔の怒りを持って批判しました。とくに、天皇アキヒトが与那国島を訪問し、自衛隊を慰問・激励し、差別軍事支配を続けていること、そして、かつての琉球併合を明治政府が強行支配した歴史的事実と安倍政権の辺野古新基地建設強行ー土砂埋め立てがまったくおなじで内容であることなどを、痛烈に批判し反対しました。天皇アキヒトが「沖縄に寄り添う」など、日本政府の琉球併合支配の現実を誤魔化す、「詐欺」だなど、話されました。
質疑応答の後、連帯アピールが行われました。
学生運動をすすめるDAは、天皇即位・奉祝にたいして抗議・批判の直接行動をたたかう決意をアピールしました。
また、「終わりにしよう!天皇制」からは、天野恵一さんが、天皇制攻撃に権力・右翼の暴力的攻撃が不可避に行わる本質問題、天皇制の構造を捉え、反対していくことが不可欠であるとアピールしました。
最後に、呼びかけの三団体から、沖縄連帯、日米安保粉砕、天皇制打倒の街頭闘争の決意が述べられました。
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