4・29反天皇の立川デモ、約130名が決起
4月29日、昭和の日、前天皇アキヒトが戦前・戦後の日本帝国主義の権力者としてさまざまに内外で統治することを”記念する”昭和記念公園のある、立川で反天皇行動がとりくまれました。主催は、「終わりにしよう、天皇制」ネットワークと、反戦反基地を1972年以来地域で継続する「立川テント村」でした。約130名が結集し、緑川公園で集会を行い、その後、国営昭和記念公園を弾劾し、立川駅前など、反天皇デモを行いました。
警察権力の機動隊・公安・警備・弾圧特別班などが幾重もの包囲と監視・弾圧を敷くなかで、反天皇制闘争にたいする立川戒厳体制が作られていました。
天皇主義右翼も多数が、集会やデモに罵声をあびせ、妨害をねらい、いくども接近行動をとってきました。
集会では、地元の反天皇・反差別や在日の諸人士などさまざまな運動団体代表が天皇制廃絶、天皇代替わりキャンペーンを批判し、民主主義・平等を求め、過去から現在を貫く日本帝国主義の朝鮮・アジア侵略支配や天皇制の存続に怒りを持って、抗議し、天皇制解体を主張していきました。
国立の遠藤良子さん、AWC日本連の全国幹事でもありますが、発言しました。家制度や女性差別と一体化した天皇制にたいして、その廃絶を求め、女性への今日的な「慰安婦」制の本質を構造化する天皇制の打倒など、ラジカルな批判ー社会の根本的な変革を、彼女は話しました。
さまざまな反天皇発言をうけ、最後に、立川テント村から、反戦反基地・反天皇のアピールを受けました。
その後、デモは、天皇主義右翼の襲撃策動や挑発に毅然と対峙し、天皇制解体、安倍政権打倒、改憲阻止、国営昭和記念公園や立川自衛隊基地の”解放”、などをもとめ、シュプレヒコールをあげ、立川駅前まで行進しました。
右翼の敵対を跳ね返し、警察権力の弾圧・規制を許さず、市民の反天皇を訴え、市民の反応もよく、天皇制打倒の行動を貫徹しました。
天皇制打倒、差別排外主義粉砕、国際連帯をかかげ、天皇代替わりの一連の攻撃に反対していきましょう。
辺野古新基地建設阻止、基地撤去ー日米安保粉砕、安倍政権打倒をさらに強く、たたかっていきましょう。
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