5・15沖縄闘争、新宿デモに250名
5月15日は、いまから47年前に、沖縄が米軍政支配から「本土に『復帰』」した日でしたが、さらに日本政府と米軍の沖縄差別軍事支配が続く節目になった日です。それゆえに、現在の日米政府と日米軍事同盟の沖縄支配を打破し、沖縄解放にむけて、いっそうの闘いをおこなう日となりました。
この5・15沖縄闘争の一環として、5月12日、「本土」の新宿アルタ前で集会とデモが行われました。主催は、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックです。約250名が結集しました。
新宿アルタ前の集会では、沖縄から、山城博治さん(沖縄平和運動センター議長)が参加されました。山城さんは、辺野古新基地建設阻止を熱烈に訴えました。基地はいらないといった沖縄の強い民意を踏みにじり、辺野古の土砂埋め立てを強行する安倍政権に対して、強烈に満腔の怒りで批判しました。沖縄―「本土」を貫くたたかいは、かならず安倍内閣を崩壊させること。安倍打倒を大きくアピールしました。
そして、辺野古新基地建設阻止、安倍政権打倒にむけて、次のことを話されました。沖縄の民意と玉城デニー知事は、政府の辺野古埋め立てを「撤回」させる闘いを続けること、その正義を訴えました。もちろん、辺野古大浦湾の「軟弱地盤」や「活断層」が明らかとなって、無駄な莫大な工費と45年もの時間がかかることを暴露しました。辺野古現地や土砂運搬の安和桟橋などでの、実力抗議行動のねばりづよい展開が強まっていること。くわえて「本土」各地での土砂搬入阻止の闘いや辺野古新基地反対の世論が拡大していること、などを話されました。
辺野古阻止と安倍打倒にむけ、夏の参議院選が闘われ、沖縄選挙区では強力な候補をたてて、闘っていることが報告されました。
アルタ前では山城さんの訴えに、大きな拍手で確認していきました。ほかに、沖縄出身の青年の訴え、警視庁機動隊の沖縄派遣に反対する裁判の報告、福島瑞穂議員のアピールが行われました。
今後の方針は、次のことが提起されました。5月25日に辺野古新基地建設阻止の国会包囲と全国同時決起にたちあがっていくこと。辺野古現地で土砂埋め立て反対行動にどんどん参加していくこと。そして各地の街頭ターミナルで辺野古新基地反対・土砂埋め立て阻止の宣伝・アピールを広範に訴えていくこと。などが、呼びかけられました。
デモは、新宿駅一周でした。沿道の市民が、デモに合流したり、辺野古新基地反対に手を振って応えるなどが、見られました。
辺野古新基地建設阻止、安倍政権打倒をさらに強めていきましょう。
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