日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する 日本連絡会議ニュース |
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2020反戦夏季合宿を行う!アジア共同行動日本連は、9月5日、反戦夏季合宿を京都キャンパスプラザで行いました。コロナ禍のなかで、地元の京都、そして大阪、九州、山口、首都圏から参加しました。 開催地のAWC京都からの司会で開始です。共同代表の瀧川さんが主催挨拶。安倍退陣を受け、安倍の改憲―戦争国家化や新自由主義と貧困化、民主主義破壊をひきつぐ菅官房長官による新内閣の動きを強く批判。労働者・民衆の命と諸権利を守り抜き、反戦平和、反差別、国際連帯のたたかいを進め、秋のたたかい、岩国現地行動などの方向をつくろうといった主旨で合宿開催の意義が訴えられました。 参加者の自己紹介につづき、第一報告の「イージス・アショア白紙撤回と今後の運動方向」について、スライド上映や山口の麻田さんから報告を受けました。スライドは、山口・阿武町現地をフィールドワークした時の映像を構成し、自然豊かな状況と現地で反対する人々の姿をはっきりと映し出していきました。戦争に巻き込まれるのも、戦争に加担するのも、いやだ、と。 AWC山口の麻田さんは、秋田のイージスアショア反対運動のおかげもあるうえで、山口の阿武町など現地のたたかいによって、イージスアショア配備撤回の勝利をかちとったと冒頭、言い切って、報告を開始。たたかいをつづけ、阿武町長も賛成とならず、ブレずに反対し、時間をかけて、遂にイージスアショア配備計画の日米軍事同盟の矛盾が噴出し、配備撤回をかちとった、と。そこには、住民のさまさまな、反対運動の団体が存在したこと。韓国のサード配備反対運動と交流し、闘う方向を確信したこと。藤井さんとともに、県議選で、イージス配備反対をひろく訴えて行ったと。自衛隊・防衛省側の嘘と誤魔化しに対して、反対住民の側の「ブースター落下の危険」批判やミサイル戦争危機の意見などが正しかったこと。さらに、自民党の「敵基地攻撃能力」提言による侵略戦争攻撃をつよめる第二幕のたたかいにも、勝利していくことの決意などが麻田さんから話されました。 質疑意見が続きました。 第二報告では、「米軍とコロナ感染拡大(沖縄・岩国・経ケ岬)」といった演題で、話されました。米軍関係者のコロナ感染状況が沖縄、岩国、神奈川など拡大し、日本政府・自治体の行政側がなんら実態把握と監視・隔離など対策がとれないという構造的問題が暴露されました。一方で、岩国では米軍基地の日本人従業員の子どもたちに学校出席を取りやめさせて米軍内への感染拡大阻止をする動きがあるなどや、京丹後の経ガ岬の米軍Xバンドレーダー基地と隣接の自衛隊基地が拡張されながらコロナ感染を生み出していること、そして日米地位協定と米軍による住民支配状況が続くなど、不当なことなど報告されました。その後、質疑意見が出されました。 参加者からの提起も行われました。一つは、梅田解放区から大阪市役所行動の弾圧者への支援および安倍路線が継承される状況の打破にむけた各地・官邸前行動などがアピールされました。二つめは、AWC青年部から、約900人にもおよぶ入管被収容者への支援行動の呼びかけでした。 つづいて、11月28−29日の岩国反基地現地行動について、論議されました。今年も、岩国現地行動を行うこと、各地で岩国基地反対行動をつよめること、現地では屋外の行動を展開することなど、話されました。岩国基地反対の労働者集会実行委からは、労働運動として岩国基地反対闘争の基調をつくり、これまでの労働者集会実行委のあとづけとまとめを兼ねたビデオを作成し、前段の取り組みを行うことなどがアピールされました。 最後に司会から、あす9月6日、「9・6老朽原発うごかすな!大集会」開催への結集が呼びかけられました。 |
関連情報» イージス・アショア配備計画の撤回について(PDFファイル・約172KB) » 入管被収容者とつながろう 入管被収容者にプレゼントをおくるキャンペーンに協力してください(PDFファイル・約155KB) » 京丹後米軍Xバンドレーダー基地での新型コロナウイルス集団感染について(PDFファイル・約221KB)
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