日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する
日本連絡会議ニュース
2020岩国反基地行動に約百名が各地から結集！
コロナ禍のなかで、感染対策を徹底して、2020岩国反基地現地行動が取り組まれました。朝鮮戦争が勃発して、70年を迎えるなかで、残念ながら、いまなお、休戦状態が継続しています。米朝の平和協定締結と核兵器廃絶が朝鮮半島・東アジアにおいて、求められます。そうした反戦反基地、反核、国際連帯として、アジア米軍総撤収をかかげ、闘われました。コロナ禍で労働者・人民を分断する国境が高まっている状況に、韓国やフィリピンの人民運動との映像やメッセージを通じ、実際の国際連帯を進めました。同時に日本政府から差別排外主義の敵対的攻撃を厳しく受けている在日本朝鮮人総聯合会のゲストが、直接参加されて朝鮮戦争反対と日朝連帯を訴えられました。沖縄を含む各地から約百名の参加でした。現地岩国から、岡村寛他さん（愛宕山を守る会）、田村順玄さん（あたごやま平和研究所）、戸村良人さん（反基地写真家）、松田一志さん（住民投票を力にする会）、などが来られました。沖縄からは、辺野古カヌー隊のキムさんが参加され、辺野古の攻防を話され、たたかう連帯を確認しました。イージス・アショア配備撤回の勝利をかちとった、萩・阿武から、藤井郁子さん（総がかり行動共同代表）、安藤公門さん（イージスふさんクラブ）も報告しました。AWC青年部など若者たち、激しい弾圧と対決する関西生コン労組や全港湾そして全労協・全国一般全国協傘下の諸労組、さらには山口県労連など左派系の労働運動も結集しました。もちろん、AWCの九州山口や京都、首都圏から参加し、岩国労働者反戦交流集会実行委との共催を担いました。
11月28日の初日は、岩国基地へのフィールドワーク、反基地映画上映会、全国反基地交流会、そして岩国・労働者反戦交流集会が開催されました。熱気に溢れる、反戦反基地、反弾圧、連帯と団結をつちかっていく取り組みとなりました。
翌29日は、前日に引き続き岩国市民文化会館にて国際連帯集会をかちとり、その後に晴天の岩国市役所前広場で屋外アピール集会を行うものでした。最後に、岩国基地反対の抗議デモを、駅前、市街地を通りながら、岩国基地に向かってとりくみました。
ともに、反戦平和、アジア米軍総撤収、自衛隊の派兵と基地への反対、反核、国際連帯のたたかいをひろめていきましょう。安倍の犯罪的反人民政策と不正腐敗を許さず追及し、その「番頭」だった菅義偉の極右反動政権を打倒していきましょう。菅政権は、日米軍事一体化や軍事大国化を進め、健康・いのちよりもGOTOキャンペーンに固執してコロナ感染を激増させ、自助の「自己責任」や「弱肉強食の新自由主義」「貧富の格差」を強め、学術会議の6名任命拒否など独裁的強権や、沖縄差別そして韓国や朝鮮民主主義人民共和国への差別排外主義的敵対をすすめています。圧倒的に多くの人々の怒りと連帯団結をもって、菅政権打倒をかちとっていきましょう。
