4/9菅訪米阻止―日米首脳会談反対!4/6首相官邸前抗議など各地で闘おう!
4・9菅訪米―日米首脳会談反対!菅右翼反動政権打倒!4・6官邸抗議行動など各地で菅訪米阻止―日米首脳会談への抗議を闘っていこう!
4月9日、強権と腐敗・総務省利権疑獄にまみれた菅義偉首相が訪米し、米国新大統領・バイデンと日米首脳会談を強行しようとしています。これは、3月16日の日米防衛外務担当閣僚会合(2プラス2)の反人民的合意に関して、菅・バイデンの日米首脳間で打ち固めることを狙うものです。
その問題点は第一に、日米同盟が核戦争態勢をもって、中国、朝鮮民主主義人民共和国などアジア侵略戦争態勢を飛躍的に強化していくことです。この間、南北や在外の朝鮮人民やアジア各地の反戦平和勢力の闘いが切り開いてきた朝鮮半島や東アジアの核戦争危機から平和情勢への大きな転換局面は、後退しはじめています。菅とバイデンの日米同盟強化策動が、再び核戦争危機を高めようとしています。したがって、反戦平和、反基地、核兵器廃絶、平和的生存権などを要求する沖縄や「本土」各地の人民、さらにはアジア人民に敵対し、日本政府・資本の改憲‐戦争国家化の攻撃をますます強める暴挙が行われようとしています。菅訪米―日米首脳会談に絶対に反対していかねばなりません。
第二には、コロナ失政と腐敗・強権に塗れる菅義偉首相が、外交政治で延命を画策していることです。菅は、GO TO キャンペーンに固執し、コロナ感染をかえって拡大させました。人命と健康を軽視し、全てが後手後手の手法や説明不足、逆ギレ・強権政治で、菅は人民の不信と怒りを強めるばかりです。PCR検査の徹底した拡充とコロナ封じ込め、医療・保健態勢の早急な充実化をまったくしていません。ワクチン接種も情報や物量が不足し、安全・安心にまったく不十分です。またしても菅と息子が「違法接待」など総務省=情報産業などの利権疑獄の中心に居座っていることも暴露されました。菅への不信と怒りが沸騰しています。国内の政権危機を外交や領土問題・国益主義さらには戦争問題などですり替え押さえつけることは、菅や安倍など帝国主義者・極右ファシストたちの常套手段です。断固として、菅の訪米阻止‐菅政権打倒の多くの決起を叩きつけていかねばなりません。
第三には、辺野古新基地建設をはじめ、沖縄への差別や軍事的抑圧支配に関して、日米首脳会談を通じてとことん強化することが狙われています。さきの2プラス2の合意文書では、普天間基地問題の解決と称して「辺野古移設」を急いで強行することが打ち出されています。辺野古新基地建設阻止―普天間基地撤去や「基地はいらない」などは、沖縄の圧倒的な民意です。沖縄の知事選、衆参選挙、県民投票などで明らかです。また大浦湾の軟弱地盤や活断層の存在、貴重な自然環境など、辺野古への新基地建設はまったく不可能です。しかも安倍を継いだ菅自公政権は、沖縄戦・南部戦跡の遺骨が含まれる土砂などで、辺野古の海の埋め立てを強行しています。許しがたい沖縄人民への差別です。沖縄人民の尊厳や平和希求を踏みにじり、反人道的な犯罪そのものと言えます。わたしたちは、沖縄―「本土」の粘り強い辺野古新基地建設阻止―普天間基地撤去や反戦平和・反基地の闘いを強めて、菅政権の打倒をかちとっていこうではありませんか。
菅の訪米、ならびに日米首脳会談=日米同盟強化は、全人民の怒りの決起で阻止あるのみです。
米国のBLM(ブラック・ライフズ・マター)運動や労働者人民・若者などの反差別・反貧困・環境破壊阻止そして反戦の闘いはトランプを退陣させ、バイデン政権の批判と変革にむけ、闘っています。ANSWER連合など、米国の労働者人民の解放運動と連帯し、日米軍事同盟破棄を闘いましょう。沖縄、韓国・アジアの人民連帯を強め、日米安保粉砕という戦略的闘いの一環として、菅訪米阻止!日米首脳会談反対をたたかいましよう。
日米同盟強化―改憲と核戦争国家化を許すな!
中国、朝鮮民主主義人民共和国などに対する、日米の侵略戦争攻撃を阻止しよう!
不正腐敗・贈収賄を深め、強権政治の菅政権を打倒しよう!
辺野古新基地建設阻止―普天間基地即時撤去!
沖縄、韓国・アジアの人民と連帯し、日帝・菅政権を実力打倒しよう!
4・6の菅訪米阻止、菅政権打倒の官邸抗議行動へと決起しよう。4月6日18時から、首相官邸前に結集しよう。(主催:「戦争・治安・改憲 NO! 総行動」などAWCや首都圏の反戦勢力)
|