玉城デニー沖縄知事の辺野古「不承認」支持! コロナ感染拡大する米軍の撤去を!日米の対中戦争−琉球弧の戦場化を許すな! 1・4防衛省抗議に約100名。
2022年の仕事始めの1月4日、防衛省前には約100名が集まり、辺野古新基地建設阻止を求め、抗議した。
沖縄・琉球弧をめぐって、日米軍事同盟が対中戦争計画を具体化し、そこがリアルに戦場とされることが明らかになった。沖縄や宮古、与那国、奄美などには、自衛隊の監視部隊、ミサイル、弾薬庫などが配備強化されている。米軍の海兵隊・空・陸・海も対中戦争を想定した琉球弧軍事要塞化に動き出している。
対中軍事衝突が起これば、20万人が虐殺された沖縄戦の壮絶な被害が再び繰り返される状況なのだ。
しかも、辺野古の海の埋め立てが強行され、珊瑚の豊かで美しい環境や人々の生活が破壊され、不可能な軟弱地盤埋め立て策動は総額12兆円を超える膨大な建設予算=私たちの税金が湯水のごとく浪費されるだけなのだ。
そして沖縄のコロナ感染爆発が一挙に150名を超えるが、米軍基地の米兵が検疫もせずにコロナ感染放置状態で基地の外に飲み歩き遊び回ることによって、コロナ被害が激しく進んでいるのである。日本政府は、米軍へのコロナ対策強化さえ進めず、沖縄への差別と軍事的支配を強めるばかりなのだ。
こうしたなかで、玉城デニー沖縄知事は辺野古新基地建設「不承認」を宣言し、米軍のコロナ感染拡大に強く抗議している。沖縄人民はまさに、日米安保による差別軍事支配とたたかい、生活・環境・人権・いのちを破壊する米軍基地の撤去を求め、辺野古新基地建設阻止を全力で闘っている。
沖縄からは、山城博治さんが抗議アピールを寄せ、コロナ感染拡大の元凶である米軍の撤去を求め、かつ辺野古新基地建設阻止、宮古など琉球弧への軍事要塞化の反対など、訴えた。
宗教者やユニオンなどから、抗議アピールや防衛省への抗議申し入れが行われた。
主催の、「辺野古への新基地建設を許さない実行委」などから、1・29新宿デモがよびかけられた。
辺野古新基地建設阻止、琉球弧への日米の対中戦争態勢配備強化を許すな、基地撤去−日米安保破棄のたたかいをすすめよう!
「復帰」50年=日本政府の反人民的で沖縄差別の「統合」を弾劾し、2022年、基地撤去−安保粉砕の沖縄闘争を大前進させていこう!
強まる戦争と改憲の攻撃と対決し、今年、5・15沖縄闘争と天皇沖縄上陸反対、夏の参院選、秋の岩国国際行動を焦点としながら、反戦反基地、反核、反差別、反貧困、アジア人民連帯をすすめ、岸田右翼反動自公政権の打倒をたたかっていきましょう。AWC日本連の拡大強化をかちとりましょう。
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