日米のアジア支配に反対し、アジア民衆の連帯を推進する
日本連絡会議ニュース
2022年8月6日 広島青空式典
8月6日、米軍による広島原爆投下から77年。原爆ドーム前では、被爆二世の会（山口）などが30名近く集まり、反戦反核・被爆者解放の取り組みを行いました。広島青空式典です。
司会の挨拶の後、亡くなられた被爆者、被爆二世・三世への追悼の黙祷が行われました。
基調報告が被爆二世の会から訴えられました。（添付参照）
続いて、連帯メッセージが読み上げられました。全国被爆二世団体連絡協議会の平野克博事務局長からのメッセージ（基調報告の中に掲載）、そしてAWC韓国委員会からのもの（添付資料）です。韓国では、日本大使館前で70数団体とともに、抗議行動を闘ったそうです。
さらに、各団体＿個人からの発言などが行われました。
AWC日本連、大阪の被爆二世、平郡（山口）の被爆二世、関西の仲間、連帯労組・やまぐち、福山の仲間、やまぐち障害者解放センター、福岡の仲間、憲法を生かす市民の会・やまぐち、などからです。
そのなかで山口からの参加者は、安倍晋三の国葬に反対するプラカードをおりおりに掲げていきました。
その後、閉会の言葉があり、最後に、大阪の仲間の音頭で、シュプレヒコールがあげられていきました。
ロシア軍のウクライナ侵略戦争が続くなかで、人民大虐殺が進み、核兵器使用の危険性が高まっています。いまこそ、ウクライナ戦争反対、世界各地の軍拡や戦争準備に抗議し、核兵器廃絶をもとめ、反戦・反核、反差別、被爆者・二世三世の解放が勝ち取られていかねばなりません。すべての原発の停止と廃炉化が進められなくてはなりません。
岸田政権は、核兵器禁止条約に参加せず、G7広島サミットを来年5月開催し、広島の反戦平和・核兵器廃絶・被爆者解放の願いを踏みにじって、大国の核兵器強化や日本の核武装化、そして帝国主義的世界支配策動に拍車をかけようとしています。許してはなりません。
今年の広島青空の闘いでも、AWC韓国委員会からのメッセージを受け、排外主義や分断に負けずに、日韓労働者民衆の国際連帯をしっかりと確認しました。
安倍晋三の銃撃事件は、統一教会＝反共犯罪者集団と自民党の腐りきった癒着構造を満天下に暴露しました。貧富格差が強烈に深まる社会のなかで、こうした腐敗した支配体制と戦争・差別を強める安倍晋三への怒りの一端が底流にあります。
9・27安倍国葬に反対し、ファシスト安倍晋三による集団的自衛権行使の戦争法と共謀罪など反動、差別、新自由主義の弱肉強食の貧富格差、九条改憲攻撃、森友・加計・桜を見る会などの不正腐敗の犯罪をとことん断罪しなくてはなりません。全国各地で安倍国葬反対をたたかいましょう。
そして沖縄の辺野古新基地建設阻止、琉球弧の日米軍事基地強化・自衛隊配備に反対し、9・11の沖縄の知事選。統一地方選において、反戦反基地・反差別・日米安保反対など沖縄解放勢力の前進と繋がり、「本土」の闘いを強めましょう。
