日米軍事同盟廃棄!自衛隊海外派兵阻止!アジア米軍総撤収!6月アジア共同行動を闘う
強まる日米軍事同盟の廃棄を!自衛隊海外派兵阻止!アジアから米軍を一掃しよう!アジアの労働者人民の実際の連帯と国際共同闘争をたたかう”6月アジア共同行動”が各地でとりくまれました。
とりわけて、岸田政権が労働者人民を踏みにじる大反動攻撃に抗議し、岸田政権打倒を大衆的に闘い抜くことを確認していきました。岸田の大反動攻撃とはおおよそ次のものです。敵基地攻撃能力の保有という自衛隊の先制攻撃出撃へと大転換し、軍事費を倍増=約60億円増のための増税などを図り、民間企業・教育・科学などを軍事動員し、入管法改悪で滞日外国人の強制退去・排除と収容を強め、反差別のない欺瞞的なLGBT理解促進法の制定、G7広島サミットでウクライナ戦争支援強化や核兵器増強の核抑止論宣言と被爆者・反戦平和への敵対、大嘘の「賃上げ」=実質賃金の前年比1.8%減、「子育て支援」をちらつかせて物価値上げと社会福祉費自己負担増の生活破壊、そして息子の首相官邸での忘年会などや公費の私物化、マイナンバーカードの杜撰な強行=国民への統制と番号管理の強化などです。
各地で共通した課題は、第一に、朝鮮民主主義人民共和国や中国との敵対と排外を強める、戦争危機にのデタラメな扇動の欺瞞を暴露し、アジア人民や沖縄・宮古・石垣・与那国の民衆と連帯し、日米軍事同盟の戦争態勢に反対することを確認していきました。朝鮮半島や台湾、東南アジアなどへの日米の軍事出動阻止、沖縄差別を許さず沖縄解放と琉球弧の戦場化阻止、辺野古新基地建設阻止、岩国・築城・東京横田や神奈川などの基地強化を許さず反対していくことです。アジア米軍総撤収、自衛隊海外派兵阻止を沖縄民衆連帯と韓国・フィリピン・台湾との国際連帯でたたかうことです。首都圏国際連帯集会では、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの大仲さんに参加いただき、与那国島での基地強化攻撃とこれに反対する住民闘争の状況など、うけました。
第二には、戦争・基地強化の根底にあり、連関している、労働者人民の生活・権利・団結などの破壊攻撃を阻止し、資本と政府に対して労働運動の団結をもって、たたかうことです。海外ゲストには、韓国民主労総のライダー・ユニオンの方が各地取り組みに参加していたがきました。有意義な日韓労働者人民・労働運動の連帯を進めていきました。また韓国の日系侵略企業の争議課題を共有し、具体的にはデンソー系のワイバー労働組合の工場閉鎖・解雇攻撃との闘いへの支援です。
第三には、この間のアジア強度行動(AWC)運動の取り組んだG7広島サミット反対の現地闘争などや、仲間の不当な逮捕・弾圧、海外ゲストの入国拒否などをはねのけ、たたかう成果を確認していきました。
第四には、今後のアジア共同行動の取り組み予定をおさえていきました。各地でのAWC企画(首都圏では7・21琉球弧戦場化阻止の学習会など)を進め、8月夏季反戦合宿、11月韓国労働者大会訪問と韓国でのAWC企画の開催など、そして、11・18―19岩国反基地現地行動などです。
6月18日の九州山口実行委の総会、6月24日の京都、25日の首都圏国際連帯集会などが取り組まれました。
岸田自公政権への全人民の反対と憤激が強まっています。岸田政権打倒をかかげ、日米軍事同盟廃棄を求め、アジア太平洋の人民と国際連帯し、反戦、反基地。反差別、反貧困の国際共同闘争を今後も闘っていきます。皆さん、注目され。結集し。ともに闘いましょう。
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